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どのマンション管理組合も陥る管理会社頼みの7つの失敗とその回避策 [活字中毒のトモ]



賃貸住宅に住んでいる私は、マンションの管理には特に興味がないのですが
宅建の勉強をしていて区分所有法がどうしても上手に覚えられなくて
何か面白い勉強法はないかと思って、区分所有法に関する本を Amazon で探してみたところ
マンション管理士やマンション大規模修繕のノウハウ本が検出されました。
いくつか Kindle Unlimited を使ってダウンロードしてみたうちの、第 1 弾がこちらです。

起業革命コンサルタントの菅谷 信雄さんの著書です。
ご自身がお住まい豊島区内某マンションで、管理組合の理事長を複数回務めたご経験を
まとめた本のようです。
78 ページにまとめられていて、読みやすかったです。

菅谷さんがマンションの管理組合の業務に携わって 20 数年。
その間に理事長を数回務め、理事会の役員ではない年も
マンションのご意見番として理事会に参加されるそうです。
マンションに入居すると、管理組合には必ず加入しないといけないので
そこがすごく面倒だと思って、それがマンションを買わない理由の 1 つとなる私とは
真逆の資質をお持ちの方のようです。
こういう方がいてくださると、マンションの管理がきちんとなされるのでしょうね。

面倒だと思いがちな管理組合の運営ですが
管理会社に任せきりにせずに、自分たちが積極的に介入すべきというご意見は
本当にその通りで、それを入居以来ずっとやり続けておられる菅谷さんは
相当なエネルギーをお持ちの方と思います。
これを読むだけで「面倒。。」と思ってしまう私とは、本当に大違い。

また理事長の仕事が非常に大変であることに驚きました。
多額のお金を運用して、必要な設備を決め、業者から見積もりを取り
管理会社とも連携して・・・本当に大変です。
そしてそれを無給でやる。
普通に企業に勤めていたら、有給でやることばかりです。
また理事の権限はかなり大きなものなのですね。
高額のお金を管理できるし、やろうと思えばコネを使って業者を選ぶこともできる。
マンションの住人なんて、たまたま同じマンションに住むことになったというだけで
どういう素性の人かも分からないし、正確なんてもちろん分からないのに
持ち回りで理事会の役員をすることは、本当に理にかなっているのでしょうか。
企業の社長職が持ち回りとか、聞いたことがありません。
起業と比べるな、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが
この本に書かれていることが事実だとすると、マンションの管理組合の運営って
企業の運営と変わらないくらい大変だと思いました。
ですが住むためのメンテナンスというか、快適に住宅に住まうには
それなりの労力が必要なのですね。大金を出して家を買っても、生涯に渡って
色々とメンテナンスが必要なようで。買ったら終わり、でないのはよく分かりました。

それで区分所有法は理解できたかというと・・・そうでもないです。次行ってみよう。



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フォース・ターニング [活字中毒のトモ]



メルマガロシア政治経済ジャーナル」の発行者、北野 幸伯さんが薦め、
監訳が戦略学者の奥山 真司さんときたら
買わねば・・・と思って買ってみましたが、なんだか読みにくい本でした。

そもそもこの本は、もともとアメリカで 1997 年に出版されたようです。
そして、20 年の年を経て、日本語化されました。
何が興味深いって、この本の中身は、ざっくり書いてしまうと政治経済のサイクル理論なのです。
20 年で世代交代が起こるたびに、世の中も大きく変わっていくというお話。
それで、出版から 20 年経った今、この本に書かれていたことは、当たったの?外れたの?

読んでみても、あまりよく分からなかったのです。
というのも、この 20 年の波を表す表がめちゃめちゃ分かりにくくて
一体何を説明したかったのか、一読しただけではさっぱりでした。
というわけで、自分が理解できるように、おさらいのつもりでこの記事を書いています。

歴史上で起こった出来事にはパターンがあって、英米社会ではおよそ 20 年ごとに
新しい時代がやってくるそうです。そしてその節目は大まかにいうと 4 つあって
それらが一通りやってくると、また元の時代に戻ると・・・つまり循環しているそうです。
ただし時代はきっちり 20 年で移り変わるというわけではなくて(そりゃそうですよね)
誤差も合わせると、1 循環終わるのに大体 100 年くらいかかるそうです。
なぜかというと、人の一生がだいたそれくらいで終わるから、とのこと。
1 つの節目を 1 世代が担うわけで、世代交代が起こるたびに、節目も変わるそうです。

本書によると、これまで 5 つの循環を経ているそうです。

序盤: イタリア戦争から始まった循環(1494~1568)
第 1 の循環: オランダ独立戦争から始まった循環(1568~1672)
第 2 の循環: スペイン継承戦争から始まった循環(1672~1792)
第 3 の循環: フランス革命とナポレオン戦争から始まった循環(1792~1914)
第 4 の循環: 第 1 次、第 2 次世界大戦から始まった循環(1914~)

でも循環が始まるのは戦争が起こった時、とか言いながら
循環がスタートするのは戦争が終わった後からのようです。
計算合ってるか?そこが合わないから、何を言っているのか分からなくなったんですね。
循環が終わるきっかけが戦争で、それは第 4 の節目に起こるけど
新たな循環が始まるのは、戦争が終わった後って言ってくれれば、分かりやすいのでは?

4 つの節目は下記のとおりです。

1. 高揚(現在の節目では 1945~1964)
季節で表すと春。制度が強まって、個人主義が弱まる上昇的な時代。
新しい社会秩序が浸透して、古い価値による制度が崩壊していきます。
「預言者」の世代が生まれる節目。彼らの外的人格(ペルソナ)は伝道師。

2. 覚醒(現在の節目では 1964~1984)
季節で表すと夏。精神面での激変が起こる、情熱的な時代。
既存の社会秩序が、新しい価値観による制度から挑戦を受けます。
「遊牧民」の世代が生まれる節目。彼らの外的人格(ペルソナ)は喪失。

3. 分解(現在の節目では 1985~2007?)
季節で表すと秋。個人主義が強化されて制度が弱まる下降的な時代。
古い社会秩序は衰退して、新しい価値観による制度が植え付けられます。
「英雄」の世代が生まれる節目。彼らの外的人格(ペルソナ)は兵士。

4. 危機(現在の節目では 2008?~2026?)
季節で表すと冬。社会が激変を迎える決定的な時代。
古い価値観が新しいものと代わり、社会秩序の変化を推進します。
「芸術家」の世代が生まれる節目。彼らの外的人格(ペルソナ)は沈黙。

ただし、外的人格(ペルソナ)は、必ずしもぴたりと一致するわけではなく
違う外的人格(ペルソナ)が当てはめられることも多いようです。
他にも「ベビーブーマー」とか「第 13 世代」とかありました。

私たちは第 2 次世界大戦が終わった時から始まった第 4 の循環を生きていて
今「4. 危機」の段階にいるそうです。
この本では「3. 分解」が 1980 年代半ばから始まって、
2000 年代半ばに終了することになっている、と書いてありましたが
「4. 危機」に入ったのはいつなんだろう?2008 年のリーマンショックあたり?
そうだとすると、本書では「4. 危機」が終わる年は 2026 年と予測されていましたが
誤差も考えて 2030 年くらいまでは、世界の情勢は不安定で
いつどこで戦争が起こっても仕方がない時代であると考えていいかもしれません。
でも「4. 危機」の時代に登場した新しいアメリカの大統領がトランプさんということは
今後アメリカはどのような社会になるのか、ちょっと想像がつきませんね。

ただ、現在は「遊牧民」の世代が政治の表舞台に出て頑張っていて
年老いた「預言者」の世代がそれを助けてくれるか、どうなのか?
という時代であるようです。
ルーク・スカイウォーカーを助けてくれるオビ・ワン・ケノービみたいな人がいるのか
白雪姫の継母みたいに足を引っ張る人が出てくるのか
そこもよく分からなということで・・・予測って本当に難しいです。
私は「遊牧民」の世代ですが、この世代はサバイバル能力が高いそうです。
社会が本当に危機である時代に、中年期に差し掛かるからだそうです。
私たちは、年老いた芸術家が放棄した
家族とコミュニティの儀式を再構築する役割を担うそうです。本当か?



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海の旅亭おきなわ名嘉真荘 [沖縄]

先日、誕生日を祝うために夫が予約してくれました。
夫よ、いつもありがとう。

ここを訪れるまで、沖縄に和風の旅館があるなんて、知りませんでした。
この旅館のサイト を見てみると、
北海道の会社が経営しているようです。
近日オープン予定の「ホテルアクアチッタナハ by WBF」も、
北海道の会社が経営してませんでしたっけ?
北海道、景気いいんですかね。

話が逸れましたが、海の旅亭おきなわ名嘉真荘は昨年の 12 月に開業したばかりの
とても新しくてきれいな旅館でした。

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入口はこんな感じです。
個室が 25 室あるようですが、すべてオーシャンビューとのことです。

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私たちが泊ったお部屋から見えた海。
高台にあるので、ビーチに直行というわけにはいきませんが
眺めは良いです。
もう少し天気が良かったら、伊江島のタッチューが見えるはずです。

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泊ったのは「オリジナルルーム(洋室)」です。
旅館なのですが、眠るのはベッドです。
和式と洋式を上手に取り入れている、今風のお部屋でした。

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そして各部屋に良い景色を見れるお風呂が付いています。
ただ、別で大浴場もあるので、こちらのお風呂は私は使いませんでした。
大浴場も見晴らしがよくて気持ちよかったです。

お部屋に作務衣が置いてあって、それを着て食堂に行けます。
風呂上がりにゆったりとご飯をいただくことができました。
ご飯は、沖縄と北海道、両方の食材をふんだんに使った和食のコースです。

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いくつか撮り忘れたお皿があると思いますが、それでもこの品数。
どれも美味しかったです。

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朝ごはんも豪勢です。しかも、ご飯と汁物の他に、いくらもお代わり自由でした。
いくら食べ放題・・・さすが北海道。
沖縄では考えられない組み合わせの料理が新鮮でした。

キレイなお部屋でくつろいで、大きなお風呂にのんびりつかって
美味しい料理を堪能できる宿です。
日本的な部屋や食事を楽しみたいのか、外国人客が多めでした。
ただ・・・コストパフォーマンスはあまり高くないかも。
旅館で温泉につかり、フルコースの料理を食べるとなると、どうしてもそうなるのかもしれません。


■海の旅亭おきなわ名嘉真荘の Web サイト
http://www.okinawa-ryotei.jp/
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未来の年表 人口減少日本でこれから起きること [活字中毒のトモ]


未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)

  • 作者: 河合 雅司
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/06/14
  • メディア: 新書


Amazon でお薦めされたので、買ってみました。
日本人ならみんな薄々気づいているであろうことが、分かりやすい文章で書かれています。
この本によると、日本は近い将来人口が激減し
スカスカになった国土には、税収不足で予算確保がままならないまま
老朽化したインフラが放置され、充分な行政サービスが行き渡らないまま
独り暮らしの高齢者がパラパラと住み続けている社会になるそうです。
そりゃそうですよね、子どもを産んで育てるのに、こんなに費用がかかる国では。

そして「日本を救う 10 の処方箋」として、下記が提示されています。

1. 高齢者を削除
2. 24 時間社会からの脱却
3. 非居住エリアを明確化
4. 都道府県を飛び地合併
5. 国際分業の徹底
6. 匠の技を活用
7. 国費学生制度で人材育成
8. 中高年の地方移住推進
9. セカンド市民制度を創設
10. 第 3 子以降に 1,000 万円給付

詳細は本書をお読みいただくと、よく分かると思います。
私が面白いと思ったのは「8. 中高年の地方移住推進」で
中高年を「もう 1 度(もしくは今から)大学に入学して学びなおしたい」
という気持ちにさせることで、地方大学に入学させ、地方に引っ越してもらうプランです。
こうすれば、少子化で困っている大学も、倒産せずに済んで 1 石 2 鳥。
これ、私やりたいです。だけど私が行くとなると、てっとり早く琉大とかになりそう。
内地の大学を出たので、逆に今身近なところにある琉大に興味がわきます。

あと、子どもを 1 人しか産まなかった私が、
何が違っていたら子だくさんの家庭を持っていたかも想像してみたのですが
子育てに理解のあるパートナーと、経済力が、やっぱり大事だと思いました。
今は誰もが仕事をする時代になりましたが、
ゆとりのある生活ができるほど稼げている人は少なくて
子どもを持つのはほとんど趣味に近いものになっているので
第 3 子にといわず、生まれてくる子全員に 1,000 万円支給してくれるとか
学費を全額免除にしてくれるとかだと、もう少し産む人も増えるかもしれません。
あとは子供を産んでも仕事を継続できる環境を整えることです。
子どもが病気になった時に休みやすい職場にするとか
病気の子を預かってくれる施設を増やすとか、そのあたりが変わったら
子どもも産みやすくなるのにな、と思いました。

会社で病児保育付きの保育園、作ってくれないかしら。
・・・よく考えたら、そういう保育園ができても、私はもう利用しないんですよね。
ですがそれを言ってしまうと、何も変わらないと思うので
今度は娘が同じ立場になった時に、働きやすい環境を整えるつもりで
いろいろ考えていこうと思いました。



未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)

  • 作者: 河合 雅司
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/06/14
  • メディア: 新書



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生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント [活字中毒のトモ]




生真面目に悩んでいる人に、西原さんが悪知恵を授ける本。
要するに、悩み相談の本です。そして回答者が西原さんなので、悩みに対するお答えが
世の中的に正しくない。正しくないけれど、楽になれる解決策が書かれています。
解決策はどれも実践しやすいので、悩んでいる人たちは「あ、これやっていいんだ」
と安心するのではないでしょうか。

就活でなかなか内定をもらえない人には「正面から入れないなら、横から入れば?」
やっとの思いで就職できた会社がブラックだった場合には
「DV 男との離婚と一緒。さっさと見切りをつけて」
この 2 つの回答を見て、聡明な人ならすぐに分かると思います。
割とまともな回答なんです。悪知恵というか、人生経験豊かな西原さんが
経験に基づいて生きやすい選択肢を教えてくれる、そんな本です。

ただ、この本を「面白いなあ」と読んでいる人は、悩んでいないからかも。
悩んでいる人って、正しい解決方法は分かっているけれど、それができないから
悩んでいるんじゃないですかね?
「母を亡くした父が、最近若い女性と同棲を始めました。なんだか最近
父が妙にやつれてきました」
というお悩みに対して「腹上死したらラッキーと思え」とアドバイスされていますが
そう思えたら、たぶん悩まないですね。
相談者が、そっか、それでいいんだ、と心を軽くしてくれれば問題解決ですが
悩んでしまう人って、それができない。
だから、ブラック企業に勤め続けて、過労死してしまう。
DV 男から逃げられなくて、殺されてしまう。
こういう人たちが「逃げてもいいんだ」と早く気付くには、何が必要なんだろうか?
そこがクリアできたら完璧なのに・・・と思いました。

私だって、こんなに休みが取れない会社、辞めれば毎日がホリディだと分かっていますが
そうする踏ん切りがつかないから、悩んでいます。
でも、朝起きて会社に行く気力があるうちは、まだそこまで真剣に悩んでいないのかも
・・・と、ぐだぐだ言っているのがいけないんですよね。ええ、分かっていますとも。

気楽に読めて面白かったので、続編の「家族の悪知恵 (身もフタもないけど役に立つ49のヒント)」も読んでみようと思います。



生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント (文春新書 868)

生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント (文春新書 868)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2012/07/20
  • メディア: Kindle版




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学ぶ心に火をともす8つの教え 東大合格者数公立No.1!! 日比谷高校メソッド [活字中毒のトモ]


学ぶ心に火をともす8つの教え 東大合格者数公立No.1!! 日比谷高校メソッド

学ぶ心に火をともす8つの教え 東大合格者数公立No.1!! 日比谷高校メソッド

  • 作者: 武内彰
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2017/05/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


Amazon さんに薦められて、買ってみました。
だけど今思えば、自分の子どもは巣立っていったのに、
どうしてこんな本を読もうと思ったのか謎です。
読んでみると、読みやすい本でした。
著者は、東京の日比谷高校で校長を務めておられる、武内 彰先生です。
東京の高校のことはあまり詳しくなかったので、ちょっと調べてみたところ
日比谷高校って東京都内でも屈指の進学校なんですね。しかも公立の。
創立から 140 年近くたつ伝統校のようです。
タイトルにも書かれているとおり、東大合格者数が公立高校でナンバーワンとのことです。

日比谷メソッドってどういうことなんだろう?単純に優秀な生徒が集まるから
東大合格者数が多いんじゃないのか?そうだったらメソッドとか関係ないよね
・・・と思って読み始めたら、どうもちょっと違ったようで
この武内先生が校長として赴任される前は、日比谷高校の進学実績は
かつての面影が薄れるほど低迷していたそうです。
それを V 字回復させるべく、東京都教育委員会が選んだのが、この武内先生だそうで。

そして 8 つの教えは下記のとおりです。

1. 人間力を高める
2. よい仲間を与える
3. 知的好奇心を育てる
4. 見過ごさない・見落とさない
5. 把握する
6. 寄り添う
7. モチベーションを与える
8. 見守る

箇条書きで巻頭にこのように書かれていますが、これだけだとちょっとイメージしにくいですね。
詳細は本書をお読みいただくと良いです。
私は読んだところ、内容的には「確かにその通り」と思うものが多かったですし
何かの参考にしようと思って付箋もいっぱい貼りましたが
これらを実践してしたのが日比谷高校ではなかったら、どんな結果が出たんだろう?
という興味がわきました。
あ、でも、勉強が嫌いなわが娘を、上記と同じようなことに重点を置いて育てましたが
そうしたら彼女は、学校の勉強にはほとんど興味を示さず部活に熱中して
希望の大学に行けませんでしたが、興味を持ったことはとことん取り組む子になりました。
そういうことなんでしょうね。このメソッドを使ったからといって
必ず学力が伸びるとは限らないです。子供にはそれぞれキャパシティがありますし、
時間は限られていますから。
ただし知的好奇心は必ず育つので、人生楽しくはなるかも。

武内先生が実践した具体的なメソッドは、本当に興味深かったです。
特に、教師個人の力量にゆだねられていた授業の質を平準化すべく
チームを作って、授業の進め方やスピード、試験問題の作成や出題範囲を統一されたのは
素晴らしい取り組みだと思いました。ぜひ同じことを全国の高校でやっていただきたいです。
子どもたちの情報をデータベース化して、教員全員が見れるようにしたのも
すごいことだと思いました。担当教科の成績だけ見るのと、
全部の教科の成績を総合的に見るのとでは、生徒にアドバイスする内容も違ってくる
そりゃそうだ、なんでそんな当たり前のことを、と思いますが
そんな当たり前のことが今まで実行されていなかったのですから
きちんと実行されるように変えていく、というエネルギーが素晴らしいと思います。



学ぶ心に火をともす8つの教え 東大合格者数公立No.1!! 日比谷高校メソッド

学ぶ心に火をともす8つの教え 東大合格者数公立No.1!! 日比谷高校メソッド

  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2017/05/25
  • メディア: Kindle版



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なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか [活字中毒のトモ]




タイトルだけ読むと、普通の心理学の本に見えますが
この本に興味を持った理由は、これを書いたのが AV 監督の二村ヒトシさんだったからです。
この人が書いたならきっと、普通の心理学の本とは違うに決まっている
そんな気持ちで読んでみたところ・・・なかなかに奥が深かった。
本編で二村さんが主張してきたことが、巻末の悩み相談や特別対談の章で
かなりの確率で否定され、オチが予想とかなり違った方向に行ったのが面白かったです。

この本を手に取る人は、私も含めて
「なんで私って、大事にしてもらえないんだろう?」と疑問を持った人だと思います。
二村さんいわく、それは自分の心の中にあいた「穴」のせいで
恋をしたところでその心の穴は埋まらない、無理にふさいだりコントロールするのではなく
自分で折り合いをつけるしかない、のだそうです。
人に頼って「この人なら、私の心の穴を埋めてくれるかも」と期待するからいけないんですって。
あー・・・そうかも、と思いました。
そして、心の穴は親のせいにしていいのだそうです。
そのほうが、自分の心の穴を知ることができるとのことです。

さらに、自分の心の穴を受け入れるための具体的な手段として、
次の 5 つが箇条書きにされています。

1. 感情は、考えないで感じ切る。
2. するのが「うれしい」ことだけをする。
3. 自分の「未来」を忘れてみる。
4. 「女らしさ」で悩まない。
5. セックスの時は、相手の目を見る。

何とも具体的で、AV 監督らしい・・・。

まともな人と恋をしたいと思って「まともな人」を探している人のことを
「欲望を満たす目的で恋愛ごっこを繰り返しているヤリチンと
やってることは逆のようだけど本質的には同じ」と言い切っているのも面白いと思いました。
まともな人なんて探さないで、2 人が付き合うことで、
お互いに良い方向に変わっていける人と一緒にいれば、それぞれが幸せになれるそうです。

あとヤリチンが何を考えて、そういう人になっちゃったのかを
本書の間中ずっと二村さんが弁明しているので、それを読むのが楽しかったです。
ここまでヤリチンに肯定的な人ってなかなかいない、のではなくて
この本音を口にする人がいないですよね。
10 章の悩み相談で、相談者の B 子さんにたじたじになりながら
ヤリチンの本音を語る二村さんの様子が笑えました。
浮気する人の思考回路が分かったというか、微塵も「悪いこと」だと思っていないのが、
よく分かりました。

普通の心理学の本を読むより、圧倒的に面白いです。お薦めします。


なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか (文庫ぎんが堂)

なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか (文庫ぎんが堂)

  • 作者: 二村ヒトシ
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2014/04/10
  • メディア: 文庫



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ココ ガーデンリゾート オキナワ [沖縄]

沖縄に 15 年いますが、このホテルへ行ったのは初めてです。
たびらい沖縄 の情報によりますと 1989 年開業、2000 年リニューアルだそうです。
開業から 38 年。確かに古い感じは否めなかったです。
ですが比較的快適に過ごせるホテルでした。
新しいホテルが好き、という方には モントレ の方をお薦めしますが
コテージでのんびり過ごしたい人や、子供連れの方には、ココガーデンお薦めです。
屋外プールや散策コースがあるので、子供が飽きにくいかも。

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これが屋外プールです。
真夏のせいか、夕方でもぬるいお風呂のような水温で、快適でした。
そして、深いところは水深 2.6m!とても深いのです。

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夜はこんな感じ。夜も 22 時まで泳げます。
浮輪を貸してくれます。
タオルもビーチサイドで借りることができます。

泊ったのは「コテージダブル(天蓋付)」でした。
ここは玄関前に車を停められるので、チェックアウトも楽です。
あと、ミネラルウォーター 2L を無料でもらえました。

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天蓋付ベッドはこんな感じ。広くて快適でした。
夫はこのベッドを大変気に入って、ウチのベッドも広いものに代えようと
本気で考えているようです。

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夜は中華のビュッフェでした。
ビュッフェと言っても、取りに行く料理はごく一部で
ほとんどは人数分オーダーすると、運んできてもらえます。
このあたりも、小さな子連れの旅には優しいかも、と思いました。
ウチにはもう、小さな子どもなんていないんですけどね。
なんとなく、出かけるといつも、子どもがいても快適がどうかを考える癖が抜けません。

ハイシーズンなのに、意外と中国からのお客様は少なかったです。
中華料理おいしいので、さらに意外。ここの中華は中国様向けではなかったんですね。


ココガーデンリゾートオキナワの公式 Web サイトはこちら。
https://cocogarden.com/


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女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと [活字中毒のトモ]


女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと



反抗期で、なかなかまともに話をできない娘さんと、面と向かって話をする代わりに書いた本
・・・のような印象です。これ、出版した時に、娘さん怒ったんじゃないか?

西原さんの娘さんは、今年 17 歳。
彼女は 15 歳くらいから反抗期のようです。
16 歳になる少し前から「お母さんキライ」が始まって、
娘さんの出る舞台について西原さんが Twitter でつぶやいたことから大ゲンカして
以来まともに口をきいていないんだとか。
有名人の娘というのは、なかなか大変なんですね。

我が家の一人娘は、それほど親に反抗はしなかったけれど
高校を卒業したら親元を離れていってしまったので
どうなんでしょうね・・・親子の距離感がうまく取れたなら、反抗期はないのかもしれない
と思いました。
親子って、長いこと一緒に暮らしすぎなのかも。
お互いの関係がうまくいかなくなったな・・・と感じたら、子供は巣立ちの時期なのかもしれない。
そうなったらもう、子供が何歳だったとしても、好きなように生きてもらって
できれば親とはちょっと離れたところに住んでもらうのがいいんじゃないか、と思います。
口もきかないのに、一緒に暮らしていても、楽しくないじゃないですか。

で、西原先生が、娘さんとの関係を読者に愚痴りながら言うには、
女の子こそ、自分の足で立って、生きていくための戦略を立てるべきで
オトコに稼いでもらおうとか考えないで、自分で会社ぐらい設立したほうがいい
優しくていい子になんかならなくてもいいから、
「自分さえ我慢すれば」なんて思わずに、ダメ男は迷わず捨てろ
言葉や体の暴力をふるう男からは、全力で逃げろ、逃げていいんだから
だそうです。
これには激しく同意で、反論の余地は全くありません。

この本を読んで思いましたが、子供って本当に親を選べないんですね。
「自分で選んで、この親の元に産まれてきた」とか書いてある本もありますが
そういうのって、生きていくための慰めに過ぎない気がします。
子どもは親を選べなくて、親が教えてくれることは、個人差がありすぎます。
「効果には個人差があります」って、一番書いておいてほしいのは
実は人生の説明書なんじゃないか?

親子の数だけ、その組み合わせの効果があって
ある親子の間ではやっていいことも、別の親子だったらダメだったりする。
これが会社と会社員の間柄だったら「辞めて次行こう」と言えるのに
親子はそれができないから、大変です。
「ウチの考え方に合わない子が来ちゃったから、代えて」なんて言えない。
だから親も子も、修業みたいなことになっちゃうのかも。
じゃあ親子関係がうまくいっている家は、単純にラッキーなのか?と思いましたが
たぶん違います。うまくいっているところは、親が大人気ある人だったか
子どもが達観していたか、どちらかじゃないでしょうか。
どちらかが上手に、相手に合わせてあげているんだと思います。
そう考えると、お互いに自分の意見ばかり主張するからダメになっちゃうのかも。
もしくはお互いに余裕がないから、相手のことを考えられないのが原因かも。



女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

  • 作者: 西原 理恵子
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/06/02
  • メディア: 単行本



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せいきの大問題: 新股間若衆 [活字中毒のトモ]


せいきの大問題: 新股間若衆

せいきの大問題: 新股間若衆



股間若衆―男の裸は芸術か」の続編です。
今回は、男性だけでなく女性の裸体についても、
芸術」としてどこまで表現しても許されるのか、どこからがタブーで、どうしてダメなのかが
木下さんなりの見解を交えて、深く探られています。
道端に立っている裸像だけでなく、春画やろくでなし子さんのアートにまで話は及んで
「芸術とは?何がダメで、何がいいのか?」が論じられています。

アートとして描かれる裸体は「どれほど人間に見えようとも人間ではない」のだそうです。
なにしろ、本当のところが描かれていないのですから。
まあ描いてしまってはおしまい、という意見もありますよね。
どこまでが OK で、どこからがおしまいなのかを、
芸術作品の作り手と鑑賞者が、時代の風潮に合わせて判断し続け、今に至るようです。
春画は今でこそアートになりましたが、発表された当時は、
実際にどのような人たちが観賞したのか、興味があります。
現代ののアートに比べて、非常に大らかで、隠し立てのない
そしてちょっぴり笑いをとるように描かれているので、これが昔の作品だというのが
にわかには信じがたいというか、実は昔は今よりも大らかな時代だったというのは
知識として知っていても、実際のところこの目で見てはいないので
できれば見てみたいと思いました。

「裸の王様」の原題が「皇帝の新しい着物」だったという事実も興味深かったです。
「裸の王様」の方が圧倒的にインパクトがありますよね。
考えた人、すごいです。

作者の木下さんは、非常に大らかな意見をお持ちで
(でなけりゃ、こんな本書きませんよね)
ろくでなし子さんの裁判に対する意見書を提出し、
さらには裁判を傍聴した感想を本書に載せていらっしゃいます。
彼はろくでなし子さんをおおむね支持しており、
「彼女の表現活動は卑猥な感じはしない」とコメントされています。
こうなったら、ろくでなし子さんの「ワイセツって何ですか? (「自称芸術家」と呼ばれた私)」も
読んでみるべきですかね?
きっとこういう人たちがたくさん出てくると、芸術の概念も変わるんだと思います。
もうそろそろ「奇跡的にくっついている葉っぱ」がなくなる時代なのかもしれません。



せいきの大問題: 新股間若衆

せいきの大問題: 新股間若衆

  • 作者: 木下 直之
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2017/04/27
  • メディア: 単行本




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