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中国に勝つ 日本の大戦略 プーチン流現実主義が日本を救う [活字中毒のトモ]


中国に勝つ 日本の大戦略 プーチン流現実主義が日本を救う

中国に勝つ 日本の大戦略 プーチン流現実主義が日本を救う

  • 作者: 北野 幸伯
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2017/12/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


メルマガ「ロシア政治経済ジャーナル」の発行者、北野 幸伯さんの新刊です。
内容的には、メルマガを読み続けている人たちにとっては、完全におさらいなので
買う必要がありません。
世界情勢を短時間で理解したいと思っている人にはお薦めです。
319 ページと厚めの本ですが、読みやすいです。

日中戦争は、情報戦としては 5 年以上前からすでに始まっており
安倍首相は今のところかなり上手に中国が仕掛けた罠にはまらず
日本が孤立しないように世界各国との外交を成功させている。
このまま日本は世界を敵に回さずに、善悪ではなく勝ち負けを考えて
賢く立ち回る必要がある。国家ライフサイクル論的には中国はそろそろ
成長期から成熟期に移行する過程にあり、
近いうちに経済がハードランディングする可能性が高い
そうなると、中国は手っ取り早く景気を回復させるため、
手ごろな戦争を仕掛ける可能性があり、
その相手は領土問題のあるフィリピンやベトナムの可能性が高い。
もしくは台湾の併合、あるいは尖閣や沖縄問題を抱える日本への攻撃もありうる、
というお話。

中国が「手ごろな戦争」を始める可能性は
『中国の悪夢』を習近平が準備する」で
福島 香織さんも指摘していらっしゃいました。
複数の信頼できるソースで同じことを言われると、怖いですね。
福島さんは「習近平は独裁体制を確立して、来期も自分が国家主席を務める気でいる」
と書かれていらっしゃいましたが、
そうなると習近平はますますドツボにハマる可能性が高いです。
彼が長く政治に留まれば留まるほど、
彼が経済を崩壊させる可能性が高くなるからです。
習近平の政策がいいとか悪いとかではなく、国家サイクル論的には
誰がトップだったとしても、中国の経済は崩壊する時期であるとのことです。
だから昨年の共産党大会で、誰かに後を譲っておけば
「経済を崩壊させた張本人」の汚名を着せられることもなかっただろうに
自ら長期政権を視野に入れた体制を作ってしまいました。ちーん。

確か北野さんは昔から、アメリカの経済がコケるときに
ドルが紙くずになれば、アメリカはハイパーインフレ
日本は超が何個あっても足らないくらいの超デフレスパイラルになるし
日本が先にコケたら逆に日本がハイパーインフレになる、といっておられたと思いますが
中国がコケたらどうなるんだろう・・・?
モノづくりの中心が別の国になりますよね、購買力的にはどうなんでしょうか。
アメリカほどではないけれど、購買力も落ちますよね。
あー、そうなったらやっぱり、世界はデフレか。



中国に勝つ 日本の大戦略 プーチン流現実主義が日本を救う (扶桑社BOOKS)

中国に勝つ 日本の大戦略 プーチン流現実主義が日本を救う (扶桑社BOOKS)

  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2017/11/30
  • メディア: Kindle版



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なぜ、あの人の周りに人が集まるのか?仕事もお金も人望も、すべてが手に入る「大切なこと」 [活字中毒のトモ]




Kindle Unlimited で読みました。ホスピタリティの本です。
あっという間に読めます。ちょっと時間ができたときにさっと読むのがお薦めです。

大沢ユカリは、誰もが知る一流私立大学を卒業し、
アメリカに留学して MBA コースを習得しました。
ですがその後就職した大手スーパーでは、
面接当時は本部の商品開発をさせてもらえる、ということだったのに、
ふたを開けたら配属先は小型店舗。しかも仕事はレジ。
最初のころは「なんでも勉強」という気持ちで仕事にいそしみましたが、
思い切ってある日、人事担当に問い合わせたところ、
商品開発ができるのは 10~15 年先のことだと。
失望して会社を辞めたところ、父に実家のコンビニを手伝わないかと言われます。
理由は、家族が働いた方が人件費が浮かせられるから。
そう、実家のコンビニには閉店の危機が迫っていたのです。
ユカリは MBA で学んだことを生かして、店の経営を立て直そうとしますが
まったく上手くいきません。
そこに現れたのが、67 歳のアルバイトのオバチャン、水野。
動きはのろいし、しょっちゅうトイレに行き、マニュアルも守りません。
しきりにお客さんのおせっかいを焼きます。
ユカリは最初、水野のやることが気に入らず、
「マニュアルを守って」と言い続けていましたが
このオバチャン、お客さんの心をつかむのがうまい。
オバチャンが来てから、少しずつ売上が上向き始めるのです。
ユカリも次第に、水野を倣って
「どうしたらお客様に喜んでもらえるか」を考えるようになります。

あっさり読めたし、面白かったですが
やはり、このようなサクセスストーリーは実際体験できないと
感想を述べづらいです。
リモートのバックオフィスで働く私でも
「どうしたら電話の向こうの営業さんに喜んでもらえるか」
を考えながら仕事をしますが、彼らを喜ばそうとなると、法や規則を破る羽目になったり
悪いことを見逃さなくてはならなくなったりするので、
おいそれとそういうこともできず、やはりいつも通り
「正しいプロセスに沿ってできるだけ穏便に、簡単に、早く契約書を作成する方法」
をガイドすることになるのでした。
ホスピタリティって難しいですね。





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スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック [活字中毒のトモ]


スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック

スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック

  • 作者: ジェームズ・ドゥティ
  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 2016/11/12
  • メディア: 単行本


Amazon に薦められて買いました。
トンデモ本かと思いましたが、違いました。
読み始めるととても面白くて、一生懸命時間を作って 294 ページを読み切りました。

本の著者は、脳外科医のジム・ドゥティ教授。
スタンフォード大学メディカルスクールに設立された
共感と利他主義の研究教育センター(CCARE: The Center for Compassion and Altruism Research and Education)」で所長を務めていらっしゃいます。
本書は、ドゥティ教授が子供の頃にとある人物から教えてもらった
マインドフルネスを鍛錬する伝統的なワーク(瞑想法)を使って
彼がつかみ取った人生を紹介しながら、
人生にとって本当に大切なことは何かを語っている本です。

ドゥティ教授が生まれた家は、裕福ではありませんでした。
お父さんはアル中でたいてい無職、お母さんはうつ病でした。
兄姉も色々と問題を抱えていて、
末っ子のジムは誰にも気にかけてもらえる存在ではなかったそうです。
学校でも同じでした。彼が宿題をしなくても、誰も気にしない。
つまり、そういう子だから仕方ないと思われていた、ということです。
学校でその状態って、どういうことなんだろう?と思いました。
私が通った日本の公立学校では、
課題を提出しなくて「どうでもいい」と思われていた記憶がありません。
学校って、生徒一人ひとりをもっと気にかける場所だと思っていました。

決して幸せとは言えない子供時代を過ごしていたジムは、手品が好きでした。
ある日、手品で使う道具の 1 つである「指」をなくした彼は
近所のマジック・ショップを訪れます。
そこにいたのは、店主の母であるルース。
彼女はたまたま、息子のところに 6 週間滞在予定で
ジムさえよければ、その間に「指」を使ったマジックよりもっとすごい
「マジック」を教えてくれると言いました。
その「マジック」こそ、今ではマインドフルネスを鍛錬するワークとして世に知られている
瞑想法だったのです。

瞑想法を習ったジムは、その後いくつもの夢をかなえますが
多くの挫折も経験します。
ジムとルースはその挫折を
「マジックをいい方に使えればいいけれど、準備ができていない人が使うと
誰かを傷つけたリ、痛みを引き起こしたりする」
と表現していましたが、この挫折がなければ、ジムは
「富が人に幸せをもたらす方法は、たった 1 つ、人に与えることである」
と気づくことはできなかったと思うので
準備ができていなかったわけでは決してなくて、
これを経験しなければ気づけないことがあったから、
挫折を経験したのではないかという気がしました。

私は瞑想しようとすると、いつも寝てしまうので
ちっとも瞑想がはかどらないのですが、
この本を読んで、もう 1 度やってみようかな・・・という気になりました。
リラックスする呼吸法と、瞑想の仕方も本書に書いてあります。
瞑想に興味を持った人には特にお薦めの本です。



スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック

スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック

  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 2016/11/15
  • メディア: Kindle版



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大家さんと僕 [活字中毒のトモ]


大家さんと僕

大家さんと僕

  • 作者: 矢部 太郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2017/10/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


確か、新聞広告を見て買ったと思います。
昨年から話題でしたが、今になって読みました。
ちょうど昨日、Yahoo!ニュースで「特集」記事が出ていました。
いいタイミングで読めたのかも。

著者はお笑い芸人カラテカの矢部 太郎さん。
もともとは二世帯住宅だった一軒家の 2 階を間借りしています。
大家さんは 1 階に住む、郁子さん。
世話好きな、戦前生まれの上品なおばあさんです。
戦争が終わった時 17 歳だったそうなので、おそらく今年 90 歳ではないかと。

矢部さんの留守中に部屋に入って洗濯物を取り込んだり
ちょくちょく食事やお茶に誘ってきたりする「距離の近さ」に
最初は戸惑っていた矢部さんですが、次第に大家さんとの暮らしを楽しむようになります。
今では一緒にランチコースに出かけたリ、旅行にも行く仲になりました。
仲のいい、おばあちゃんと孫のようです。

大家さんと借家人、普通に考えたら利害関係だけで終わりそうな 2 人が
家族みたいにお互いを大切に思っているところが素敵です。
これが本当のおばあちゃんと孫だったら、全く面白くありません。
普通ならこんなに良好な関係になり得ない間柄だから、素敵と思うのでしょうね。

私が昔学生の頃独り暮らししていた時は、
大家さんとの関係もできるだけドライなものを望んでいました。
そもそも家から離れたい一心で遠くの大学を受験するような 18 歳は
大家さんと密な関係を結びたいとは、1 ミリたりとて思いませんでした。
だいぶ年取った今もそうです。賃貸住宅と一戸建てとマンションという選択肢のうち
賃貸に住み続けているのは、できるだけ、近所づきあいを避けたい
(マンションの自治会とか、一軒家同士の町内会とか、面倒で嫌だ)
というのも大きな理由の 1 つです。
ですが世の中的に見ると、こういう関係、これから増えるかもしれませんね。
自分の子供や孫は近所に住んでいないけれど、借家人が代わりに生存確認してくれたり
たまに一緒にご飯を食べてくれる。良好な関係でなくとも
少し家賃を安くする代わりに、大家さんの生存確認を引き受けてもらうような
利害関係が成立して、ちょくちょく様子を見てもらえる、
といったケースが一般的になりそうな気がしました。



大家さんと僕

大家さんと僕

  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2017/10/31
  • メディア: Kindle版



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ぷかぷか浮かびとこれから つれづれノート32 [活字中毒のトモ]


ぷかぷか浮かびとこれから つれづれノート32 (角川文庫)

ぷかぷか浮かびとこれから つれづれノート32 (角川文庫)

  • 作者: 銀色 夏生
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/09/23
  • メディア: 文庫


詩人の銀色 夏生さんが近況をつづる、「つれづれノート」第 32 弾。
2017 年 1 月 1 日~2017 年 6 月 30 日までの日記です。

息子さんが無事に大学に合格され、子育て卒業の時を迎えた夏生さん。
さらに自由になり、ご自分のされたいことをして
したくないことはしないで、毎日を穏やかに過ごされているようです。
スポーツクラブに行っても、もう激しい運動はしないで、
プールに浮かんでいるだけのことが増えています。
あと、知人から紹介されたヨガ教室に通い始めました。

娘さんは相変わらず、独り暮らしで、たまに夏生さんのお家へ帰ってきます。
アルバイトなので国民年金の支払ができなくて、
夏生さんのところに督促が来たりもしますが
楽しそうに生活されているようです。
お料理が上手で、夏生さんが「カーカ(娘)が作ってくれた」と
画像を本書に載せておられるちらしずしは本当においしそう。
バーベキューパーティーを企画して、何日も前から肉の仕込みをしたりもしています。
料理の道に進めばいいのに(大きなお世話だ)

このつれづれノート、次回からは「よりシンプルに、読みやすく、大人っぽく」
なる予定だそうです。子育て終わりましたからね。
次回がどんな内容になるか、楽しみにしておきます。


ぷかぷか浮かびとこれから つれづれノート(32) (角川文庫)

ぷかぷか浮かびとこれから つれづれノート(32) (角川文庫)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2017/09/25
  • メディア: Kindle版



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内向型を強みにする [活字中毒のトモ]


内向型を強みにする

内向型を強みにする

  • 出版社/メーカー: パンローリング株式会社
  • メディア: Kindle版


心理療法士であるマーティ・O・レイニーさんの著書です。
Kindle Unlimited で薦められたので、読んでみました。
Amazon は私の注文履歴から、私が内向型人間であることが分かったのか?
読んでみると、面白い本でした。私は確かに内向型です。

著者は人を大まかに「外向型」と「内向型」の 2 つに分けて
世の中のマイノリティである内向型人間が、自分の特徴を強みにして
気を楽にして生きていく方法について書かれた本です。
この本によると、世の中の 75% の人たちは外向型で、残りの 25% が内向型だそうです。
だから、世の中は外向型人間が生きやすいしくみになっていて、
内向型の人たちは、それに適応するのに苦労しているそうです。
右利きと左利きの関係みたいなもんでしょうか?
このように書かれると、とても分かりやすいです。
マイノリティであれば、主張が通りにくいのも、分かるかな・・・。
残酷すぎる成功法則 9割まちがえる『その常識』を科学する」でも
外向型の人の方が成功するチャンスを多くものにできると書いてあったような気が。
(成功者に少なからず内向型の人がいるのも事実なんですが)

外向型と内向型では、そもそも脳の働きが違うのだそうです。
第一に、内向型の人の脳へ流れる血液量は、外向型の人より多いとのことです。
血流の量が多いということは、つまり内向型の人の方が、
1 つの事柄により多くの内的刺激を得ているということです。
第二に、内向型の人と外向型の人の血液は、たどる経路も違うそうです。
同じ人間なのにそんなことあるのか?と思いましたが、よくよく読んでみると
脳の交感神経系(フルスロットル・システム)と
副交感神経系(スロットルダウン・システム)の
どちらで最大のエネルギーが得られ「心地よい」と感じるかによって
外向型か内向型に分けられるようです。
外向型の人はドーパミン感受性が低いため、大量にそれを求めるそうです。
活動的になればなるほど、ドーパミンは増え「快感のヒット」が放たれると。
一方、内向型の人はドーパミン感受性が高いので、
多すぎると刺激が強すぎなのだそうです。
内向型の人は脳の主要な経路に別の神経伝達物質であるアセチルコリンが使われるため
外的刺激ではなくて何か考えたり感じたりしている際に、快感を引き起こすそうです。

内向型か外向型かって、脳内の物理的な要素で決まるんですね。
これは発達障害の判定と似てるかも、と思いました。
なので内向型がその人の個性、性格であるというのであれば
発達障害も「障害」ではなくてその人の「個性」なんだと思ったらダメですかね?
同じ箱に入れてはいけないのかしら。



内向型を強みにする (フェニックスシリーズ)

内向型を強みにする (フェニックスシリーズ)

  • 作者: マーティ・O・レイニー
  • 出版社/メーカー: パンローリング
  • 発売日: 2013/07/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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「中国の悪夢」を習近平が準備する [活字中毒のトモ]


「中国の悪夢」を習近平が準備する

「中国の悪夢」を習近平が準備する

  • 作者: 福島 香織
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2017/11/29
  • メディア: 単行本


2018長谷川慶太郎の大局を読む」を読んだ時に
「共産党大会の内容がよく分からなかったので、別のソースを使って学習する必要がある」と書きました。
「別のソース」を探していたところ、この本が出版されました。
著者は元産経新聞特派員の福島 香織さん。
昔はこの方のブログ「中国趣聞博客(ちゅうごくこねたぶろぐ)」をよく読んでいました。
この方が書く中国なら、読んでみたい、とさっそく購入しました。

読み始めると、登場人物がめちゃくちゃ多くて
誰が誰と親しいのか、誰が誰を蹴落とそうとしているのか
分からなくなってきたので、Excel で人名とメモを書きながら読みました。
それくらい、多くの人が登場して、あっという間に失脚させられます。
中国って大変な国ですね。
昨日まで味方だった人が、今日はあっという間に敵に変わります。
かと思えば、メンツをずっと大事にしていたり、
昔受けた恩を忘れず、ずっと忠誠を誓っている人がいたりする。
なんだこの国の人たちは?本当に分かりにくいです。

そして習近平という人は、経済オンチなくせに
自分の意見に反対する人をことごとく排除して、
中国をアメリカに匹敵する大国にしようとしているそうです。
そのために、来期も自分が総書記・国家主席を継続して
長期独裁体制を確立しようとしていると。

対するアメリカは、ビジネスセンスはあっても
国際情勢に対する客観的な知識や認識に欠けたおじさんが大統領ということもあって
中国はこれ幸いとばかり、人民元で決済できる経済圏を拡大したり
南シナ海の実効支配を着々と進めていて
近々手ごろな戦争(朝鮮戦争とか台湾武力統一とか)を
求める可能性があるとのことでした。
えらいこっちゃ。

登場人物が多すぎることを除けば、こんな内容なのに読みやすい本です。
国際問題初心者の方にもお薦めです。



「中国の悪夢」を習近平が準備する

「中国の悪夢」を習近平が準備する

  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2017/11/29
  • メディア: Kindle版



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君に友だちはいらない [活字中毒のトモ]


君に友だちはいらない

君に友だちはいらない

  • 作者: 瀧本 哲史
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/11/13
  • メディア: 単行本


タイトルを見ると衝撃的ですが、要点をまとめると
「Facebook で『いいね!』をしてくれる友だちはどうでもいい。
必要なのは、同じ目標の下で、苦楽をともにする『戦友』である」
というお話。

残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する」を読んだ後で、
本書を買いました。
たぶん「海賊の経済学 ―見えざるフックの秘密」を買った時点で
この本も買ったと思うのです。
ですが、読んだのはこの本が先でした。
なんとなく、文字が大きくて、読みやすそうだと思ったのです。

著者は瀧本 哲史さん。
本書を書かれた段階では、ご自身の身分を「エンジェル投資家」と名乗っておられます。

この本を読み始めたころ
海賊の経済学 ―見えざるフックの秘密」のついでに買ったことをすっかり忘れていて
こちらから読んでしまいました。
それが失敗だったのかも?
あまり記憶に残りませんでした。

ただ、著者が非常に頭がいい、かつ彼自身も自分が頭がいいと認識している
のだけは分かりました。
とにかく、自分の成功体験が、いたるところに書かれているのです。
読んでみると、確かにそれはいいことだと思いました。
だけど、他にどうやって応用すればいいのか、よく分からない。
コンサルティング会社が、面白そうだというのは分かりました。

あと著者が漫画「ワンピース」を好きではない、というのもよく分かりました。
現実ではあんなこと、ありえない、というのです。
普通の世界では、1 度仲間になってしまえばその関係が一生続くということはない
プロジェクトが終われば解散だし、プロジェクトの最中でも
素行の悪い仲間がいたら切るのは普通だと。
まあ、そうですよね。確かに私も現実的ではないと思います。

また残念なことに、紹介されたコンテンツを無料で見るのが難しいです。
無料で「王様のレストラン」を見ようとすると、
変なコンテンツが多いのにはびっくりしました。
だからって DVD を買うほど観たいわけじゃないんだよなあ・・・。
本から参考文献を拾って、続けて読むのが好きな私には
残念なポイントとして記憶に残りました。たいていの人はそんなこと気にしないかも。
「7 人の侍」は、有料ですが観れそうなので、暇な時に観ようと思います。

ただ、メーカーの暗い未来を当てていたことはすごかった。
またゴキブリを 1 匹見つけたときは全力で殺そうとするのに
雇った人間が 1 回妙なことをしたのを何故許すのか
本人が「これはグレーゾーンなんですよ」と強弁しているケースでも
客観的には黒も黒、即アウトであることが少なくない
という意見は興味深かったです。
世の中逆の意見が圧倒的に多いので。
もしかすると「世の中の意見」というのは自分に甘い人が流しているのかもしれないです。
そして世の中も「それでいいか」と思いがち。
そのほうが、みんなにとって楽ですからね。

また、アメリカが「海賊そのものの」という意見も面白かったです。
アメリカは、海賊のような国だからこそ
みんな平等に出征する機会を与えられ、しょうもないしがらみにとらわれない。
どんどん新しい発見をして、新しい仕事を生み出す。
なるほど、と思いました。
単純に下手な鉄砲を撃っているわけではなかったんですね。
海賊だったんだ。言い得て妙だと思いました。

ナショナリストへの厳しい意見も興味深かったです。
「昔は良かった」といってはいけないのも、よく分かりました。



君に友だちはいらない

君に友だちはいらない

  • 作者: 瀧本 哲史
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/11/13
  • メディア: 単行本



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ダンナ様はFBI [活字中毒のトモ]


ダンナ様はFBI (幻冬舎文庫)

ダンナ様はFBI (幻冬舎文庫)

  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2012/02/09
  • メディア: Kindle版


Kindle Unlimited でお薦めされたので、読んでみました。
お昼を食べながらちょっと軽めのお話を読みたかったのです。
この本の著者、田中 ミエさんは、フリーのコピーライター。
仕事のクライアントである、外資系化粧品会社の重役と打ち合わせをするために
某ホテルを訪れました
・・・が、重役の部屋にたどり着く前に屈強な外国人から足止めを食らいます。
そう、その人こそ、田中さんのダンナ様となる男性で、当時は現役の FBI 捜査官でした。

この出会いが結婚に結び付くのがとても不思議でした。
クライアントに呼ばれて待ち合わせ場所にやってきたのに
不審人物と間違われて足止めを食らった相手から、
番号を教えてもいないのに電話がかかってくるんですよ?
私なら一発でストーカー認定です。
親しくもないのに定期的に手紙やテープが届くなんて
・・・キモイ以外の感想が出てきませんが
何がどうなったのやら、2 人はめでたく結婚して、日本で暮らし、子供も授かりました。
夫婦の出会いって、本当にわからないです。

結婚にたどり着くまでの経緯が不思議だった 2 人ですが、
結婚後の相性は悪くなかったようで、
田中さんはダンナ様の奇妙な要求にちゃんと応えていきます。
例えば、家を借りるのに、プロの錠前師に頼んで追加で鍵を取り付けてもらったり
CD やプラスティックも砕けるシュレッダーを探したり
秋葉原で専用の PC を買うのに、ダンナ様の要望を店員に細かく伝えたり
今ならネットが使えるので楽かもしれませんが、これ 30 年以上前の話ですから
本当に大変だったと思います。
やはりというか当然というか、国際結婚は言葉が自由な方が
不自由な方をサポートすることが圧倒的に多いというのがよく分かります。
田中さんの場合はアメリカ人のダンナ様が日本に引っ越して、
結婚生活をスタートさせていらっしゃるので
田中さんの負担はどうしても重いだろうと推察できました。
これが田中さんがアメリカに行くという結婚生活であったら
立場は全く逆だったと思います。
ただしこのお 2 人は田中さんのキャリアをとても尊重されていたようなので
そのようなパターンはあり得なかったかも。

あとは、ダンナ様にビジネスの基本を教え込まれて、
キャリアを築き上げていく田中さんの様子を読んで、
プリティウーマンみたいと思いました。
あの映画は最後、ヴィヴィアンが大学に行こうとしている場面で終わっていますが
一般的な女性が一流のビジネスマナーを身体で叩き込まれている感じが似ています。
ダンナ様がいなかったら、田中さんはフリーであれほど成功できなかったのでは?
あんなに妙な出会いなのに、こんなに有意義な結婚生活って成立するんですね。
私ももっと、妙な出会いを大切にしていたら今頃別の世界が
・・・いやいや、私の前に現れた「妙な人」は明らかに妙だったので
たぶんそれはないと思います。


ダンナ様はFBI (幻冬舎文庫)

ダンナ様はFBI (幻冬舎文庫)

  • 作者: 田中 ミエ
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2012/02/09
  • メディア: 文庫



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遺伝か、能力か、環境か、努力か、運なのか [活字中毒のトモ]


遺伝か、能力か、環境か、努力か、運なのか: 人生は何で決まるのか (平凡社新書)

遺伝か、能力か、環境か、努力か、運なのか: 人生は何で決まるのか (平凡社新書)

  • 作者: 橘木 俊詔
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2017/12/17
  • メディア: 新書


子育てをしていたころは、貧困が連鎖する、とか
収入が高い家庭の子の方が成績がいい、とかは、ただの結果論だと思っていました。
家庭が貧しいほうが、やりたいことをあきらめなくてはいけない確率が高いから
行きたい学校にも行きづらいだろう
収入が低いと、子供を塾に通わせるお金が無くなるから
学力が高くないのもうなずける
だけど、親がきちんと勉強を見てやることができれば塾代はいらないし
やりたいことをするための道は一つではないから
工夫をすれば望みを捨てなくてもいいんじゃないか・・・と思っていました。
でも、違うんですね。

本書では、人がどのような境遇にあれば成功するのかを、
次の 5 つに分けて検証しています。

1. 遺伝
2. 能力
3. 環境
4. 努力
5. 運

この本を読んで分かったことですが、遺伝は思ったほど気にしなくていいというか
親からどのような遺伝をもらったとしても
育てられ方や受けた教育によって多くがカバーできるようです。
SES(社会経済的地位)の低い家庭(下流階級)に産まれた子どもが養子に出されて、
SES の高位か中位(すなわち中上流階級)の家庭に育てられたとき、
IQ は下流階級よりも 18 ポイントの上にあることが分かった。
つまり、IQ に関して、育てられた環境が良ければ、
知能そのものが上がる可能性がある、という文章が印象的でした。

また社会経済的地位の低い人が貧困になる確率は確かに高いのではあるが、
IQ の低い人が貧困になる確率の方がはるかに高い、というところも
思わずメモを取ってしまったほど気になりました。
さらに、私って IQ いくつくらいあるんだろうということが気になって
思わずその場で IQ テスト を受けてしまったほどです。
そうしたら そこそこ良い結果 が出てしまって
IQ が高いと貧困になる確率が低いのに、私の給料どうしてこんなに低いんだろう?
と一瞬考えこんでしまいましたが
よくよく考えれば、日本一賃金が低い地域で
それをメリットととらえた企業が設立した会社に入社して働いているのですから
それは当たり前ですね。
もっと年収を上げたければ、働く場所を変えればいいだけのことでした。
望んでこの地に置いてもらっているのに、
低年収について考えても意味がありませんでした。

また私が新卒の頃はとても不景気で、なかなか就職が決まりませんでしたが
そういうのは「運」が悪かったということになるでしょうか?
運が悪ければ、その他の要素でカバーすればよいこと、という意見は
今考えればまあ、その通りなのですが
若いころは視野も狭かったので、選択の幅を広げられなかったようです。



遺伝か、能力か、環境か、努力か、運なのか (平凡社新書860)

遺伝か、能力か、環境か、努力か、運なのか (平凡社新書860)

  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • メディア: Kindle版



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