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Daddy-Long-Legs [えいご/EIGO/英語]


Daddy-Long-Legs (Dover Evergreen Classics)

Daddy-Long-Legs (Dover Evergreen Classics)



言わずと知れた「あしながおじさん」の原書です。
以前、ケロロ軍曹の英語版コミック を読んだ際に
「おじさま」(身内の叔父さんとかではなく、アカの他人のおじさま)って、英語で何て言うんだっけ?
と疑問に思って、おじさまつながりで買ったのがこの本でした。
そして放置すること約 2 年(^^;

本書が手元に届いてから思い出したのですが、
「あしながおじさん」の原題は "Daddy-Long-Legs" でしたね。
おじさまとは全く関係がありませんでした。
(買う前に気づけってか)
それで、すっかり興味を失って本書を放置していたのですが
2 年後、ふと本棚で目に付いたので読むことに。

Daddy-Long-Legs は、昆虫のガガンボを指す言葉だったのですね。
ガガンボってどんな虫?と思われた方は
Wikipedia のこちらのページ で画像をごらんください。
脚の長ーい虫です。

主人公のジェルーシャ・アボット(愛称ジュディ)は、
物心つく前から孤児院で暮らす 18 歳の少女です。
18 歳といえば、そろそろ大学へ進んだり職についたり
将来の進路を決めるお年頃。
ですが孤児であるジュディには、将来への夢や希望が全くありませんでした。

そんなある日、
ジュディの文才を見込んで大学へ行く学費を出してくれるという人物が現れます。
その人は日ごろから孤児院を支援してくれる、とある裕福な人物でした。
ジュディは彼の姿を夕日越しに映る影でしか見たことがありません。
それは、ガガンボのように手足が長い影でした。
それで、ジュディはこの支援者のことを
「Daddy-Long-Legs(ガガンボさん)」と呼ぶことにしたのです。
やっぱりというか当然というか、「おじさまー」なんて言葉は微塵も出てきません。
(だから、買う前に気づけって)

「ガガンボさん」じゃ支援者のイメージが台無しですよね・・・。
「あしながおじさん」って、いい邦題だなぁと思いました。

読み進むと、あらすじはなんてことないというか、
裕福な人が孤児院にいる少女を支援するうちに
恋が芽生えるお話です。
少女を支援・・・まではともかく、
匿名で少女を支援しながら、彼女が書いた手紙を読み
それを隠して実名で彼女と会うような男って、
普通に考えたら「キモイ」以外の感想は出てこないはずなんですが
それでも終わりまで読み進められるのは、
作者が「天涯孤独な少女」の気持ちを、すごく上手にあらわしているからです。
大学の友人が家族のことを話すときに感じる寂しい気持ちとか
顔も知らない「あしながおじさん」をつい家族と思ってしまう切ない気持ちが
お話の端々に読み取れますし
最後にジュディがあしながおじさん宛に長いラブレターを書いているところなんか
「もう 1 人じゃない。愛する家族ができた」
という喜びが溢れていて、思わず涙が出ました。

日本語訳は、子供の頃に読んだことがあるはずなのですが
別に泣けるようなお話でもなかったですし、「おじさんキモイ」という感想も持たなかったと思います。
子供向けの本を、大人になってから改めて読み直してみると、
子供の頃とはまた違った、思わぬ発見が出来て、結構面白かったです。

100 年近く前に書かれたお話ですので
語句が少し古いかもしれませんが、古いだけに正統派で綺麗な英語を楽しめます。
また、日記形態で書かれていて、1 日ごとの文章はそう長くないので
長い英語を読むのが面倒な人でも気軽に読めると思います。


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コメント 2

http://www.louisvuitton-totebags.org/

お世話になります。とても良い記事ですね。
by http://www.louisvuitton-totebags.org/ (2012-10-18 11:17) 

グッチ ショルダーバッグ

今日は よろしくお願いしますね^^すごいですね^^
by グッチ ショルダーバッグ (2012-11-14 20:51) 

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