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それでも「人と会おうよ」 [活字中毒のトモ]


それでも「人と会おうよ」 (新講社ワイド新書)

それでも「人と会おうよ」 (新講社ワイド新書)



元テレビ・プロデュサーの横澤 彪(よこざわ たけし)さんの著書。
2001 年に出版された それでも「人と会おう!」 の改題・補筆版のようです。

テレビ・プロデューサーということで、たくさんの人と会い、
またご自身の幼少時の数多くの転校経験から
いろいろな環境に適応せざるを得なかった横澤さん。
そんな彼でも、「本当は人と会うのが苦手だ」といいます。
それでも、人と会うのは大切なこと、
もっというと、
「人と会うことで、自分の心の痛みを実感し、他人の体温を知る。
生きていくうえで、それがとても大事なのだ」
と説いていらっしゃいます。

ここまでだと、あんまり心を動かされないのですが
そこは、転校経験の多い横澤さん、
良く分かっていらっしゃるというか、
心に残ったのが
「一人になっても、人は孤立しない」
という文言でした。
要は、他人にどう思われるのかを気にしすぎるから
人に会うのが億劫になるのだ、ということのようです。
だから、一人になっても孤立するわけじゃないんだから
気楽に構えて、ありのままで生きればいいじゃないか。
そうすれば人と会うのも苦痛じゃなくなるよ、というのです。
一人と孤立が違うというのは目からウロコでした。
もっと一人の時間をうんと楽しんでもいいんだ・・・そんな気になりました。

私も、あまり人と会うのは好きではないほうで
どちらかというと、一人でのんびりと過ごすのが好きなので
横澤さんに
「人と会って心のそこから楽しい時間を過ごせれば、
一人になっても気持ちは満ち足りている。
逆に言えば、誰とも会わなくても充実した毎日を送れる人は、
誰かと会ってもその時間を存分に楽しむことができる」
言ってもらえて、心が軽くなりました。
なんだ、それでいいんじゃないかって。

自己流の人付き合いの秘訣がちりばめられているので
好きな人と嫌いな人に分かれると思うのですが
私は、この本好きです。
70 年以上人付き合いを続けてこられた
横澤さんの「人付き合いの秘訣」が堪能できて
気持ちが楽になれる本です。
あくまでも、「自己流」なので
かなり偏りのある意見だし、すべての人が賛同できるようには
書かれていませんが、
人付き合いに悩む人は、読むと面白いヒントをもらえると思います。




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