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政府は必ず嘘をつく [活字中毒のトモ]


政府は必ず嘘をつく  アメリカの「失われた10年」が私たちに警告すること  角川SSC新書

政府は必ず嘘をつく アメリカの「失われた10年」が私たちに警告すること 角川SSC新書

  • 作者: 堤 未果
  • 出版社/メーカー: 角川マガジンズ(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/02/10
  • メディア: 新書


本山 功二さんの よろず屋寸話録 に書かれた記事を読んで購入した本です。
昨年、中東のたくさんの国で革命が起こった際に
国民がきちんとご飯を食べられているうちは革命なんて起こらないだろう
特にリビアに関しては、知り合いから「リビアの政治はとても良い」と聞いていたので
大丈夫なんじゃないか、と ブログ に書きました。
後に、その予想はあっさり覆され、リビアで内戦が始まってしまいました。
おかしいなあ・・・いい国だって聞いていたのに。
この事実が私にはどうも不思議で、違和感があったのですが
堤さんのこの本を読んでそれが溶けました。

本書は、政府は嘘をつくものだから、"おかしい" と思ったらその直感を大事にした方がいい。
"おかしい" ときには誰が何を述べていて、その背景には何があるのかを探らなければいけない。
言っていることそのものよりも、スピーカーの背景が大事。
背景を探れば、必ず埃が出てくる、と言っています。

リビアの場合、表向きは「革命」でしたけれど、
実は革命なんかではなく、カダフィが国内で保有する金を担保に
ドルやユーロに対抗するアフリカとアラブの共通通貨を発行しようとしていたので
アメリカがそれを阻止するために、意図的に革命を起こさせた
と書いてあります。
そして、この「革命」を西側の人たちに報道したテレビ局は
中東最大の米軍基地があるカタールの王族が代表になっており
アメリカにとって都合の良い情報だけを世界に流すことができたと。

これが本当のことだとしたら、とんでもないと思いました。
日本国内では戦闘が起きていませんから平和なのかと思ったら大間違いで
世界規模でのメディア戦争が既に始まっているのです。
第 3 次世界大戦は、メディア戦争だったのですね。
こんな認識なので、もちろん私は思い切り乗り遅れているのですが
・・・大丈夫かな?生き残れるかしら。

文字を読むのは好きなのですが、もっと
この情報が流れることで、誰が得をするのか、
ということを考えないといけないと思いました。
人から聞く情報は、噂話みたいなものが多く、アテにならないと思っていたのですが
ネットで流されている世界各地の情報も、短時間で手に入るけれど
その正確さは、実際に行ったことのある人から聞く情報に比べて、
はるかに劣る可能性もあるのですね。
リビアに行ったことのある人から聞いた「カダフィの政治はとても良い」は本当だったようです。
一番は、自分で実際にその場に行ってみて、
体験してみることが大事なのだということが良くわかりました。
色々な都合上、そうできないことが非常に残念です。








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