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ネットのバカ [活字中毒のトモ]


ネットのバカ (新潮新書)

ネットのバカ (新潮新書)



沖縄タイムスに書評が掲載されていて、おもしろそうだと思って買ってみました。
中川 淳一郎さんの著書を読むのは、今回が初めてです。
本書に掲載されていた略歴を読むと、中川さんは私と同じ年でした。
同じように年を取るのに、経験することはいろいろと違います。

本書のテーマは
「当たり前の世界になったインターネットで私たちはどう生きていくか」
だそうです。
インターネットの世界には、2 つの定理があるそうです。

①勝ち組は少数派
②The winner takes it all. (勝者が総取り)

99.9% のユーザーは、マウスをクリックし続ける奴隷であると書かれています。
・・・確かに、そうかもね。

また、ネット上のコミュニケーションについて、
ウケる条件や叩かれる条件を箇条書きにしたり、
Facebook 上のやり取りのリアルな例を挙げたりしながら
「そのコミュニケーション、本当に必要か?」と鋭い切込みを入れています。
どの章も、語りかけてくるような文章で書かれていて、とても読みやすいです。

どうなんでしょう。誰もがなんとなくおぼろげに見えている現状を、
分かりやすい文章で目の前にたたきつけている本、という印象でした。
臭いものに蓋をしたい人は、読まないほうがいいし、
ネット上のコミュニケーションに疑問を持っている人は共感できると思います。

著者は、インターネットがごく当たり前の扱いをされる時代が来たと言っています。
誰もがインターネット上で何かできる時代だからこそ、
そこにあふれる情報はますます「バカ」になっていくのだそうです。
そうね・・・私が Macintosh を使い始めた 20 年前は、
ソースを書くのがとても大変でしたから、
自分がブログを書けるようになるとは、思っていませんでした。
それが今ではこんなに簡単に、文章や画像をアップロードできて
アフィリエイトもできるんですから、すごい世の中になったものです。
こんなに簡単に、何でもできるようになれば、そりゃ集まる情報はでたらめも多くなるし
そもそも情報を提供する人だって、細かいことをいろいろ考える人ばかりではなくなる。
顔の見えない井戸端会議が延々と続く世界になってしまうのですね。
それが良いか悪いかはともかく、これが「ネットが当たり前」の世界なのです。

リアルの世界では、それじゃまずいだろうということで、
色々と法が整備されてきたと思います。そのうちネットの世界でも
細かいことがいろいろと制限されそうな気がしてきました。
リアルの世界では、法律家や警察などがお金をもらって
秩序のコントロールを助けていますが
ネットの世界もそのうちそんな職業が出てくるんでしょうか。




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