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実践・快老生活 [活字中毒のトモ]


実践・快老生活 (PHP新書)

実践・快老生活 (PHP新書)



ベストセラー「知的生活の方法」の著者として有名な、渡部 昇一先生の著書。
渡部先生は今年の 4 月に 86 歳で亡くなられましたが、
本書は昨年の 10 月に出版されており、
「86 歳で頭の身体がきちんと動いていると、こういう感じ」という
見本を見せるかのような内容となっています。

渡部先生は、「年を取ってみないと分からないことがある」と言って
知的生活の方法」から 40 年経って
当時は思いもしなかった気持ちが芽生えたリ、体調の変化があったそうで
まだ 86 歳に達していない人たちへの何らかの参考になる部分もあるのではないかと思って
本書を書かれたそうです。
現在 43 歳の私は、非常に興味深く読ませていただきました。

最初の方に、散歩について、このように書かれています。
「若い医者は、健康を保つために、足腰を丈夫にする必要があるので、歩けというけれど
散歩好きの私も、このごろは足が弱って思うように散歩ができなくなってきた」
足腰を鍛えるのは大事だけれど、限度があるというか、
年をとれば、やっぱり歩けなくなるものだそうです。
夫の両親も、だんだん歩けなくなっていますが、それはどうしようもないことで
無理に足腰を鍛える運動を勧めても意味がないことが、よく分かりました。

また「凡人にとって本当の幸福は、家族だ」と言い切っているのが、印象に残ります。
確かにそうかも。
今となっては家族を持つのは「趣味」とか「贅沢」の部類になってきたので
家族を持つと幸せ、というのは、あながち嘘ではないかも、という気がします。
昔だったら家族なんて「いて当たり前」だったし
必ずしも良い家族に恵まれるわけではありませんでした。
今も、生まれる時は家族を選べませんが、結婚するときには家族を選べるので
誰と結婚してその後の人生を過ごすのかは、とても重要だというのは納得です。

「年をとっても記憶力は衰えない」という主張も興味深かったです。
私なんて、今でも色々なことを片っ端から忘れてしまうし
パラレルタスクがほとんどできなくなっているのに、
この状態から何かを暗記できるようになる日が来るのだろうか?
疑心暗鬼ですが、渡部先生がそう言うのだったら、それは本当かもしれません。
年を取ってから、古今和歌集とか暗唱する趣味を持つのも、楽しいかもしれませんね。


実践・快老生活 (PHP新書)

実践・快老生活 (PHP新書)

  • 作者: 渡部 昇一
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2016/10/15
  • メディア: 新書



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