So-net無料ブログ作成
検索選択
2017年07月| 2017年08月 |- ブログトップ

なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか [活字中毒のトモ]




タイトルだけ読むと、普通の心理学の本に見えますが
この本に興味を持った理由は、これを書いたのが AV 監督の二村ヒトシさんだったからです。
この人が書いたならきっと、普通の心理学の本とは違うに決まっている
そんな気持ちで読んでみたところ・・・なかなかに奥が深かった。
本編で二村さんが主張してきたことが、巻末の悩み相談や特別対談の章で
かなりの確率で否定され、オチが予想とかなり違った方向に行ったのが面白かったです。

この本を手に取る人は、私も含めて
「なんで私って、大事にしてもらえないんだろう?」と疑問を持った人だと思います。
二村さんいわく、それは自分の心の中にあいた「穴」のせいで
恋をしたところでその心の穴は埋まらない、無理にふさいだりコントロールするのではなく
自分で折り合いをつけるしかない、のだそうです。
人に頼って「この人なら、私の心の穴を埋めてくれるかも」と期待するからいけないんですって。
あー・・・そうかも、と思いました。
そして、心の穴は親のせいにしていいのだそうです。
そのほうが、自分の心の穴を知ることができるとのことです。

さらに、自分の心の穴を受け入れるための具体的な手段として、
次の 5 つが箇条書きにされています。

1. 感情は、考えないで感じ切る。
2. するのが「うれしい」ことだけをする。
3. 自分の「未来」を忘れてみる。
4. 「女らしさ」で悩まない。
5. セックスの時は、相手の目を見る。

何とも具体的で、AV 監督らしい・・・。

まともな人と恋をしたいと思って「まともな人」を探している人のことを
「欲望を満たす目的で恋愛ごっこを繰り返しているヤリチンと
やってることは逆のようだけど本質的には同じ」と言い切っているのも面白いと思いました。
まともな人なんて探さないで、2 人が付き合うことで、
お互いに良い方向に変わっていける人と一緒にいれば、それぞれが幸せになれるそうです。

あとヤリチンが何を考えて、そういう人になっちゃったのかを
本書の間中ずっと二村さんが弁明しているので、それを読むのが楽しかったです。
ここまでヤリチンに肯定的な人ってなかなかいない、のではなくて
この本音を口にする人がいないですよね。
10 章の悩み相談で、相談者の B 子さんにたじたじになりながら
ヤリチンの本音を語る二村さんの様子が笑えました。
浮気する人の思考回路が分かったというか、微塵も「悪いこと」だと思っていないのが、
よく分かりました。

普通の心理学の本を読むより、圧倒的に面白いです。お薦めします。


なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか (文庫ぎんが堂)

なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか (文庫ぎんが堂)

  • 作者: 二村ヒトシ
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2014/04/10
  • メディア: 文庫



コメント(0) 
共通テーマ:

ココ ガーデンリゾート オキナワ [沖縄]

沖縄に 15 年いますが、このホテルへ行ったのは初めてです。
たびらい沖縄 の情報によりますと 1989 年開業、2000 年リニューアルだそうです。
開業から 38 年。確かに古い感じは否めなかったです。
ですが比較的快適に過ごせるホテルでした。
新しいホテルが好き、という方には モントレ の方をお薦めしますが
コテージでのんびり過ごしたい人や、子供連れの方には、ココガーデンお薦めです。
屋外プールや散策コースがあるので、子供が飽きにくいかも。

S_6547918569016.jpg

これが屋外プールです。
真夏のせいか、夕方でもぬるいお風呂のような水温で、快適でした。
そして、深いところは水深 2.6m!とても深いのです。

S_6547918244964.jpg

夜はこんな感じ。夜も 22 時まで泳げます。
浮輪を貸してくれます。
タオルもビーチサイドで借りることができます。

泊ったのは「コテージダブル(天蓋付)」でした。
ここは玄関前に車を停められるので、チェックアウトも楽です。
あと、ミネラルウォーター 2L を無料でもらえました。

S_6547918959600.jpg

天蓋付ベッドはこんな感じ。広くて快適でした。
夫はこのベッドを大変気に入って、ウチのベッドも広いものに代えようと
本気で考えているようです。

S_6547918461559.jpg

夜は中華のビュッフェでした。
ビュッフェと言っても、取りに行く料理はごく一部で
ほとんどは人数分オーダーすると、運んできてもらえます。
このあたりも、小さな子連れの旅には優しいかも、と思いました。
ウチにはもう、小さな子どもなんていないんですけどね。
なんとなく、出かけるといつも、子どもがいても快適がどうかを考える癖が抜けません。

ハイシーズンなのに、意外と中国からのお客様は少なかったです。
中華料理おいしいので、さらに意外。ここの中華は中国様向けではなかったんですね。


ココガーデンリゾートオキナワの公式 Web サイトはこちら。
https://cocogarden.com/


コメント(2) 
共通テーマ:旅行

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと [活字中毒のトモ]


女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと



反抗期で、なかなかまともに話をできない娘さんと、面と向かって話をする代わりに書いた本
・・・のような印象です。これ、出版した時に、娘さん怒ったんじゃないか?

西原さんの娘さんは、今年 17 歳。
彼女は 15 歳くらいから反抗期のようです。
16 歳になる少し前から「お母さんキライ」が始まって、
娘さんの出る舞台について西原さんが Twitter でつぶやいたことから大ゲンカして
以来まともに口をきいていないんだとか。
有名人の娘というのは、なかなか大変なんですね。

我が家の一人娘は、それほど親に反抗はしなかったけれど
高校を卒業したら親元を離れていってしまったので
どうなんでしょうね・・・親子の距離感がうまく取れたなら、反抗期はないのかもしれない
と思いました。
親子って、長いこと一緒に暮らしすぎなのかも。
お互いの関係がうまくいかなくなったな・・・と感じたら、子供は巣立ちの時期なのかもしれない。
そうなったらもう、子供が何歳だったとしても、好きなように生きてもらって
できれば親とはちょっと離れたところに住んでもらうのがいいんじゃないか、と思います。
口もきかないのに、一緒に暮らしていても、楽しくないじゃないですか。

で、西原先生が、娘さんとの関係を読者に愚痴りながら言うには、
女の子こそ、自分の足で立って、生きていくための戦略を立てるべきで
オトコに稼いでもらおうとか考えないで、自分で会社ぐらい設立したほうがいい
優しくていい子になんかならなくてもいいから、
「自分さえ我慢すれば」なんて思わずに、ダメ男は迷わず捨てろ
言葉や体の暴力をふるう男からは、全力で逃げろ、逃げていいんだから
だそうです。
これには激しく同意で、反論の余地は全くありません。

この本を読んで思いましたが、子供って本当に親を選べないんですね。
「自分で選んで、この親の元に産まれてきた」とか書いてある本もありますが
そういうのって、生きていくための慰めに過ぎない気がします。
子どもは親を選べなくて、親が教えてくれることは、個人差がありすぎます。
「効果には個人差があります」って、一番書いておいてほしいのは
実は人生の説明書なんじゃないか?

親子の数だけ、その組み合わせの効果があって
ある親子の間ではやっていいことも、別の親子だったらダメだったりする。
これが会社と会社員の間柄だったら「辞めて次行こう」と言えるのに
親子はそれができないから、大変です。
「ウチの考え方に合わない子が来ちゃったから、代えて」なんて言えない。
だから親も子も、修業みたいなことになっちゃうのかも。
じゃあ親子関係がうまくいっている家は、単純にラッキーなのか?と思いましたが
たぶん違います。うまくいっているところは、親が大人気ある人だったか
子どもが達観していたか、どちらかじゃないでしょうか。
どちらかが上手に、相手に合わせてあげているんだと思います。
そう考えると、お互いに自分の意見ばかり主張するからダメになっちゃうのかも。
もしくはお互いに余裕がないから、相手のことを考えられないのが原因かも。



女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

  • 作者: 西原 理恵子
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/06/02
  • メディア: 単行本



コメント(0) 
共通テーマ:

せいきの大問題: 新股間若衆 [活字中毒のトモ]


せいきの大問題: 新股間若衆

せいきの大問題: 新股間若衆



股間若衆―男の裸は芸術か」の続編です。
今回は、男性だけでなく女性の裸体についても、
芸術」としてどこまで表現しても許されるのか、どこからがタブーで、どうしてダメなのかが
木下さんなりの見解を交えて、深く探られています。
道端に立っている裸像だけでなく、春画やろくでなし子さんのアートにまで話は及んで
「芸術とは?何がダメで、何がいいのか?」が論じられています。

アートとして描かれる裸体は「どれほど人間に見えようとも人間ではない」のだそうです。
なにしろ、本当のところが描かれていないのですから。
まあ描いてしまってはおしまい、という意見もありますよね。
どこまでが OK で、どこからがおしまいなのかを、
芸術作品の作り手と鑑賞者が、時代の風潮に合わせて判断し続け、今に至るようです。
春画は今でこそアートになりましたが、発表された当時は、
実際にどのような人たちが観賞したのか、興味があります。
現代ののアートに比べて、非常に大らかで、隠し立てのない
そしてちょっぴり笑いをとるように描かれているので、これが昔の作品だというのが
にわかには信じがたいというか、実は昔は今よりも大らかな時代だったというのは
知識として知っていても、実際のところこの目で見てはいないので
できれば見てみたいと思いました。

「裸の王様」の原題が「皇帝の新しい着物」だったという事実も興味深かったです。
「裸の王様」の方が圧倒的にインパクトがありますよね。
考えた人、すごいです。

作者の木下さんは、非常に大らかな意見をお持ちで
(でなけりゃ、こんな本書きませんよね)
ろくでなし子さんの裁判に対する意見書を提出し、
さらには裁判を傍聴した感想を本書に載せていらっしゃいます。
彼はろくでなし子さんをおおむね支持しており、
「彼女の表現活動は卑猥な感じはしない」とコメントされています。
こうなったら、ろくでなし子さんの「ワイセツって何ですか? (「自称芸術家」と呼ばれた私)」も
読んでみるべきですかね?
きっとこういう人たちがたくさん出てくると、芸術の概念も変わるんだと思います。
もうそろそろ「奇跡的にくっついている葉っぱ」がなくなる時代なのかもしれません。



せいきの大問題: 新股間若衆

せいきの大問題: 新股間若衆

  • 作者: 木下 直之
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2017/04/27
  • メディア: 単行本




コメント(0) 
共通テーマ:

2017年07月|2017年08月 |- ブログトップ