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広岡浅子 気高き生涯 [活字中毒のトモ]


広岡浅子 気高き生涯 (PHP文庫)

広岡浅子 気高き生涯 (PHP文庫)

  • 作者: 長尾 剛
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2015/10/03
  • メディア: 文庫


NHK 連続テレビ小説「あさが来た」のモデルとなった実業家
広岡 浅子さんについて書かれた本です。
久しぶりに実家を訪れた際に、母からもらいました。
飛行機の中で読みましたが、読み始めると面白くて、
空の旅が思いのほか短時間に感じました。

京都の豪商三井家に生まれた浅子さんは、
同じく豪商の両替屋「加島屋」の次男、広岡 信五郎さんと結婚します。
当時としては珍しい、自立心旺盛で商才のある女性と
のほほんとしたボンボンの結婚。
これがあったから、浅子さんは後世に名が残るような実業家になれたのだと思いました。
信五郎さんが自分で商売をきちんとできる実業家であったりしたら
浅子さんは嫁ぎ先の商売に関われなかったでしょうし
信五郎さんが神経質な男で「嫁が商売をするなんてもってのほか」と思っていたら
広岡家は彼の代でつぶれていたと思います。
2 人の結婚は、浅子さんが子供のころから決められていたそうですが
両家のご両親は、きっと色々なことを考えて、浅子さんの結婚相手に
あえて信五郎さんを選んだのでは?考えすぎですかね。

ですが信五郎さんは浅子さんの仕事を止めませんでしたが
逆に言うと、男らしく浅子さんを守ってくれる人ではなかったようです。
自分が頑張るばっかりで、パートナーは自分のことを守ってもくれないのだと
イエス様が超ステキなお方に見えて、恋心を抱いてしまうといった経緯も
非常に分かりやすかったというか、
人間だれしも、たまには誰かに寄りかかりたいことがあるけれど
たまに沸き起こる気持ちを、いつも一緒のパートナーに何とかしてもらいたいと
思ってはいけないというか、思っても無理なのだということがよく分かるお話でした。
どんな人も、完璧ではないですからね。

浅子さんがどれほど商才溢れる人であったのかは、書くまでもないので割愛しますが
家が倒産しかかっているのを死に物狂いで見事に立て直してくれる
そんな人がパートナーで、信五郎さんはどんなに心強かったろうと思います。
この組み合わせだと、明らかに信五郎さんの方が浅子さんに助けられている確率が
高いと思うのですが、そのおかげで浅子さんは心置きなく商売ができたから
トントンなんですかね?そのへんどう思っていたのか、ご本人に伺ってみたいですが
亡くなられた今となっては、叶わぬ話・・・。



広岡浅子 気高き生涯 (PHP文庫)

広岡浅子 気高き生涯 (PHP文庫)

  • 作者: 長尾 剛
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2015/10/03
  • メディア: 文庫



タグ:広岡浅子
コメント(2) 
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コメント 2

Sanchai

ご無沙汰しています。今年娘が日本女子大学の門を叩きました。創設者のお考えを学ぶのに、こういう本を読むよう伝えたいと思います。
by Sanchai (2018-05-16 07:30) 

うしこ

>Sanchai さん
遅ればせながら、お嬢様大学入学、おめでとうございます。
これからの世の中、浅子さんのような女性はますます活躍できると思います。お嬢様の将来が楽しみですね。
by うしこ (2018-05-17 22:44) 

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