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父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。 [活字中毒のトモ]


父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。

父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。

  • 作者: ヤニス・バルファキス
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2019/03/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


沖縄タイムスの書評コーナーで紹介されていた本です。

関 美和さんの翻訳はとても分かりやすく、まるで原書であるかのように読めましたが
そもそも私は作者のヤニス・バルファキスさんを知りませんでした。
つい 4 年前に、ギリシャの財務大臣を務めていらっしゃったというのに。

「娘に語る」ように、簡単な言葉で、経済をできるだけたくさんの人たちに
理解してもらおうという企画の本です。
一方でバルファキスさんには、実際に 10 代の娘さんがいらっしゃって
ギリシャとオーストラリアで離ればなれに暮らしていることから
これまで時間がなくて話せなかったことを娘に話すようなつもりで書いた
ともおっしゃられています。
遠く離れて暮らす娘さんは、この本を読んでどんな感想を持ったでしょうか。

この本は全部で 8 つの章プラス、プロローグ & エピローグで構成されています。
通貨の意味や、ヨーロッパで市場経済が発展した理由から考え始め
市場社会の実態や労働力とマネーの関係を解き明かし
近い将来の経済の行き先を予言しています。

この先人々はますます富を集中させようとして
大量生産できる機械を一番早く開発しようと躍起になるだろうというのが
バルファキスさんの予想です。
大量生産できる機械は、なにも昔ながらの機械とは限らず
大量のデータを処理する AI もそのうちに含まれていて
AI がそのうち人間の想像力や、イノベーションを起こして機械や物を設計する能力を
模倣できるようになるかどうかによって、未来の見方が変わると言っています。

自動化が猛スピードで進めば、事業が成り立たないほどに価格が下がるそうです。
そうならないために、機械を賢く使って、機械の労働がすべての人に
恩恵をもたらすような社会にするのが、バルファキスさんの希望です。
それはどのような社会かと言いますと、企業が所有する機械の一部を
全ての人で共有し、その恩恵も共有するというものです。
究極なところでは、地球を丸ごと誰かが買ってしまえばいいのに、と。
あるいは、地球を丸ごと民主化してしまえばいいと。
本当に極論ですが、言いたいことは分かりました。

エピローグでバルファキスさんは、娘さんに熱く語っています。
市場社会は欲を満たすためのシステムなのに、
どうやらそれは上手く機能していないようだ
今の経済は、人間の欲する目標を手に入れるのに適していないどころか
そもそも手の届かない目標を設定したシステムである
一歩か二歩下がって、外側からその世界を見てみると
どれほどそれが不完全でばかばかしいか分かる、と。
バルファキスさんは「資本主義を終わらせる」予感を煽って
現実のものにしようとしているのでしょうか?



父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。

父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。

  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2019/03/06
  • メディア: Kindle版



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はじめての人のための3000円投資生活 [活字中毒のトモ]


はじめての人のための3000円投資生活

はじめての人のための3000円投資生活

  • 作者: 横山光昭
  • 出版社/メーカー: アスコム
  • 発売日: 2016/06/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


Kindle Unlimited でお金に関するコンテンツをダウンロードしたら
あまりに内容が薄かったので、ブログに感想をアップしなかったものが
複数あります。その中のどれかで、本書が紹介されていました。
横山さんの本は何冊か読んでいますが「年収200万円からの貯金生活宣言
が一番記憶に残っています。
自分の境遇にぴったり合うタイトルだからでしょうね。
こんなふうに横山さんは、見たら「これって私のこと?」と
ドキッとさせるようなタイトルの本をたくさん出していらっしゃいます。
この本もそのうちの 1 冊かも。
ただ読んでみると、あまり難しいことは書いていなくて
貧乏な人でも投資を簡単に始められるというか、
貧乏人をその気にさせることが書かれています。

貯金がそれほどなくても、月々 3,000 円から、気軽に投資ができます。
この 3,000 円という金額は、横山さんが
「初めて投資をする方が、おそらくあまり怖さを感じずに
投資に回せる金額」だろうと考えて、そのような設定になっています。
そして、投資方法は非常にシンプルです。
証券口座を開いて、月々 3,000 円でバランス型の投資信託を積み立てていくだけです。

さらに、証券口座の開き方や、どの証券会社にどのようなメリットがあるのかも
説明されています。
さらには、どのような商品に投資すればいいのかも
ものすごく細かく書いてあります。

月々 3,000 円ね・・・と思いながら読んでいたのですが
そういえば私は、数年前から 365 日貯金をしていたのを思い出しました。
1 から 365 までの数字を書いた表を作って、1 日 1 マス、
好きなマスの金額を貯金していくと、1 年後に 6,6795 円貯まるという、アレです。
貯まったお金は普通に銀行に預けたり、ちょっと美味しいものを食べたり
テキトーに使っていたのですが、これを投資にまわせば
新たに頑張って 3,000 円をねん出する必要なく始められそうです。
証券口座はもともとマネックス証券のものを持っているので
そこでインデックスファンドを 3,000 円ずつ積み立てればいいわけです。
・・・というわけで、さっそく積み立てることにしました。
このまましばらく放置しておきます。数年後にどのような結果が出るのか楽しみです。



はじめての人のための3000円投資生活

はじめての人のための3000円投資生活

  • 出版社/メーカー: アスコム
  • 発売日: 2017/06/24
  • メディア: Kindle版



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ユダヤ人大富豪に学ぶお金持ちの習慣 [活字中毒のトモ]


ユダヤ人大富豪に学ぶ お金持ちの習慣

ユダヤ人大富豪に学ぶ お金持ちの習慣

  • 作者: 星野 陽子
  • 出版社/メーカー: 総合法令出版
  • 発売日: 2013/07/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


貧困OLから資産6億をつかんだ「金持ち母さん」の方法」が面白かったので
星野さんの著書をもう 1 冊読んでみたのですが、結論から言いますと
読まなくても良かったかも。
タイトルだけ読んで買う場合、彼女にユダヤ人大富豪のメンターがいると
勝手に勘違いしてしまうのですが、そうではありません。
彼女が元夫とその家族との付き合いを通じて感じた
「ユダヤ人はこうやってお金とつき合うのか」という発見と
彼女が実際にやってみて、仕事がうまくいった小技をまとめた本です。

星野さんによると、ユダヤ人が迫害の 5,000 年の歴史の中で得た
「奪われない財産」が 5 つあるそうです。

1. ユダヤ思考(論理的、投資的な思考)
2. 自信
3. 目標
4. 師
5. お金の知識

この 5 つを身につければ、「稼ぎ続ける力」を手に入れることができるそうです。
たぶん、ユダヤ人でなくとも、この 5 つの重要性を知っている人は
たくさんいると思います。

実は私がこの本を買ったのは、Amazon の「なか見!検索」で
星野さんの元義父が「家をタダで入手して人にプレゼントした」という逸話が
出てきたページを読んだからです。検索で読めた部分には
どういう方法でそれを可能にしたのかがなかったので
購入して全て読んだら分かるかもしれないと思ったのですが
全て読んでみても、詳細は書かれていませんでした。
一番欲しいと思った情報を得ることができなかったので、
書評が辛口になっています。

もっとも本書は 2013 年に発行されたもので
6 年後の現在は中古本を 1 円で手に入れることができたので
一応損はしていないはずなのですが
失敗しましたね・・・まあ読んでみないと分からないということで。



ユダヤ人大富豪に学ぶ お金持ちの習慣

ユダヤ人大富豪に学ぶ お金持ちの習慣

  • 作者: 星野 陽子
  • 出版社/メーカー: 総合法令出版
  • 発売日: 2013/07/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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中国大自滅 [活字中毒のトモ]


中国大自滅 世界から排除される「ウソと略奪」の中華帝国の末路

中国大自滅 世界から排除される「ウソと略奪」の中華帝国の末路

  • 作者: 渡邉哲也
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2019/05/29
  • メディア: 単行本


経済評論家の渡邉 哲也さんと
中国に詳しいフリージャーナリストの福島 香織さんの対談をまとめたものです。
このお二人の言うことなら、嘘はないだろうと思って読みました。
情報通同士の対談は、興味深い内容であふれていました。

彼らによると、中国は米中貿易戦争を始める前から、既に結構ガタが来ていて
経済はこれから低迷が続くだろうし、急速に進む高齢化で
農業人口も激減し、食糧問題も発生するだろうとのことです。
また原発もたくさん建設されており、そのうちの 1 つで大事故が起きるのも
時間の問題だろうということでした。

人が多すぎて、人権が育たないというのも、恐ろしい事実でした。
人の命が完全に軽んじられていて、新製品を作るときには
トライ & エラーが簡単にできる、つまりエラーで人が多少死んでも
誰も非難しない(できない)社会であるというのは驚愕でした。
さらに、少数民族の臓器売買がなかなかなくならないという話もびっくりでした。
戦争をやったって、14 億のうち数億死ぬだけだから、
半分くらい残っていれば問題ないという発想もあるらしいです。
人の価値、軽すぎです。日本があの国に併合されたら、
日本人は何か理由をつけてあっという間に殺されてしまいそうです。

そもそもの思想が、日本とは全く違うのですね。
中国は今でも、自分がヒエラルキーの頂点に立っていると思っている。
自分以外の人や国は、すべて下々の者たちで、
強大な自分に貢物をしてくれるなら家来にしてやらんこともない、
くらいの考え方のようです。
つくづく、変な国が隣にあるものです。嫌だな。

他にも、不動産バブルがはじけた後、最終的に不動産価格が暴落すれば
今まで何も持っていない庶民も家を買えるようになるから、
逆にいいのではと思っているフシがあるというコメントにもびっくりしました。
基本的に人の幸せを考えない国であるようです。
数億人を抑え込んで、食わせてやっている国ってこんな感じなんですね。
人はいくらでもいるから、それほど大事ではないということですか。
「情けは人の為ならず」ということわざは、中国にはないんでしょうね。
人を大事にしなかったら、自分も大事にされないということが
分からないんですね。

このように人の幸せを全く考えない中華思想と
建前上、自由で公平で人権を大事にする西側で主流の思想が
ぶつかりあっているのが、現在の米中貿易戦争の遠因だとのことです。
この戦争に中国が勝ってしまったら、世界は恐ろしいことになります。
とりわけ中国に近くて人口も少ない日本は、どうなってしまうことか。
中国が勝つというのなら、本気で国外逃亡を考えなくてはなりません。
こんな変な国に、私の人生を台無しにされたくはありません。


中国大自滅世界から排除される「ウソと略奪」の中華帝国の末路

中国大自滅世界から排除される「ウソと略奪」の中華帝国の末路

  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2019/05/25
  • メディア: Kindle版



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世界のエリート投資家は何を考えているのか: 「黄金のポートフォリオ」のつくり方 [活字中毒のトモ]


世界のエリート投資家は何を考えているのか―――「黄金のポートフォリオ」のつくり方

世界のエリート投資家は何を考えているのか―――「黄金のポートフォリオ」のつくり方

  • 出版社/メーカー: 三笠書房
  • 発売日: 2017/10/18
  • メディア: Kindle版


ミアン・サミさんの本 で、本書が紹介されていました。
世界一の投資家である、レイ・ダリオ氏の資産運用法が、詳しく説明されている
と書かれていたので、興味を持って本書を購入してみました。

著者はアンソニー・ロビンズ氏。著者紹介を読んだところ、
個人の未開発の能力を発掘するカリスマコーチだそうです。
ロビンズ氏は「金融業界で最も優秀かつ影響力の強い 50 人」に
インタビューを行い、「自分が築き上げた財産を子孫に譲れないが
投資原則だけは教えることができるとしたら、どんな投資原則を教えるか」
という質問をしました。
インタビューから得た情報をもとに、ロビンズ氏は
普通の人が、複雑な金融システムにめげずに投資で成功する方法を
伝授しようとしています。なんて気前のいい話。

本書は 380 ページもある、なかなか分厚い本です。
ですが基本的に普通のお金の貯め方が書いてあり(要するに天引きして
貯蓄分は最初からなかったものとして、無理なく気付かない間に貯める)
次に貯まったお金をどのように投資したらいいのかが書かれています。
決して奇をてらった貯め方ではありませんし、一獲千金を狙う方法も
書かれていません。

投資をするにしても、手数料がいくらかかるのかよく考えろとか
楽しみのためにすぐ引き出せるお金も残しておけとか
本当にその通りと思えることがいっぱい書いてありました。
お金について学ぶための、教科書みたいなものです。
読了しましたが、売らずに手元に置いておいて、時々読み返そうと思います。



世界のエリート投資家は何を考えているのか: 「黄金のポートフォリオ」のつくり方 (単行本)

世界のエリート投資家は何を考えているのか: 「黄金のポートフォリオ」のつくり方 (単行本)

  • 作者: アンソニー・ロビンズ
  • 出版社/メーカー: 三笠書房
  • 発売日: 2017/10/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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池上彰の世界の見方 中国・香港・台湾: 分断か融合か [活字中毒のトモ]


池上彰の世界の見方 中国・香港・台湾: 分断か融合か

池上彰の世界の見方 中国・香港・台湾: 分断か融合か

  • 作者: 池上 彰
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/11/15
  • メディア: 単行本


台湾旅行の後で、台湾に関する本をいくつか買っており
手つかずで残っていたうちの 1 冊。
池上先生なら、これらの国々の複雑な関係を、
分かりやすく説明してくださるだろうと思って購入したのでした。
読んでみたところ、実際とても分かりやすい本で
あっという間に読んでしまいました。
そして知らなかったことをたくさん知ることができました。

本書は 2016 年 11 月に出版されたので、今から 2 年半近く前です。
2 年半という、大して長くない間に、国際情勢は変わってしまった感がありますが
それでも、中国と台湾の複雑な関係を理解するのによい本でした。
池上彰の世界の見方」はシリーズ化されているようで
2019 年 6 月現在、全部で 8 冊リリースされています。
池上さんが日本各地の学校へ出向き、授業した内容がもとになっているそうで
複雑な国際関係について生徒たちに分かりやすく解説する形式となっています。

池上さんは日本人ですから、中国と台湾の歴史を客観的に見ています。
どちらの国にも肩入れすることなく、事実を淡々と解説されていらっしゃいます。
それなのに、池上さんの説明から浮かび上がってくる中国という国は
やっぱり「変な国」で、幼いパンチェン・ラマ 11 世を拉致して
代わりに中国共産党員を両親に持つ子どもを
パンチェン・ラマ 11 世に認定してしまうとか
やっていることがゲスすぎて、開いた口が塞がらないです。
当時このニュースを、私はリアルタイムで見聞きしていたはずでしたし
大学で国際政治学を学んでいたにもかかわらず
こんなひどいことが行われていたことを、すっかり忘れていました。

毛沢東のアホっぷりも大概でした。
そしてもっと恐ろしいのが、こんなアホな人を「こいつアホだ」と言えない
国の体制です。さらには国の言うことを忠実に守った人たちが
時期が過ぎると粛清されるというのも不幸です。
こういう体制が根本的になくならないのであれば
どんなに今すごい勢いで発展していても、
いいサービスを提供するようになったと感じても
それを信じてはいけないと思いました。
どこで足元をすくわれるか分からない。
完全に信じるにはとても危険な国です。
一緒に仕事をしている中国人は、いい人が多いと思うんですけどね。
時代が変われば、あっという間に手のひらを返されるんでしょうか。



池上彰の世界の見方 中国・香港・台湾: 分断か融合か

池上彰の世界の見方 中国・香港・台湾: 分断か融合か

  • 作者: 池上 彰
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/11/15
  • メディア: 単行本



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アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る [活字中毒のトモ]


アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

  • 作者: 藤井 保文
  • 出版社/メーカー: 日経BP
  • 発売日: 2019/03/23
  • メディア: 単行本


株式会社ビービット の東アジア営業責任者/エクスペリエンスデザイナーである、
藤井 保文さんの著書。
Amazon で本書を見かけたときに、サブタイトルの
「オフラインのない時代に生き残る」を見て、
オフラインがないってどういうことなんだろう、デジタルがもっと高性能になるのか?
と勘違いして購入してみたら、実はそうではなかったらしく
世の中はこれからオンラインとオフラインが融合した社会
(OMO: Online Merges with Office または Online-Merge-Office)に向かっていく
というお話でした。

デジタル社会のビフォア/アフターは、本書ではそれぞれ下記の通り説明されています。
ビフォアデジタル: リアル(店や人)でいつも会えるお客様が、
たまにデジタルにも来てくださる。
アフターデジタル:お客様とはデジタルで絶えず接点があり、
たまにデジタルを活用したリアル(店や人)に来てくださる。

アフターデジタルの社会では、人のあらゆる行動がオンラインデータ化され
サービス提供者はそのデータを利用して、お客様とオンラインで常に向き合うことから
最適なサービスが提供されるようになるそうです。

藤井さんは執筆当時上海にお住まいで、中国で展開されている
アフターデジタルの素晴らしいサービスをいくつも紹介されています。
バーコードを使って決済できるアリペイはもちろん
アプリ上の問診で最寄りもしくは評判の良い病院を紹介してくれるサービス
店舗から 3km 以内であれば、注文から 30 分以内に商品を届けてくれるスーパーなど
日本でもやってほしいサービスがたくさん紹介されていました。

中国は「面白そうだ」とか「合理的、役に立つ」と思う何かがあったら
あっという間にサービスにつながる国なのですね。
相対的には変な国だけど、そういう勢いのあるところ、好きだわ。
性善説は成り立たないから、良いことをしたら加点されるシステムを作る
というのも、中国らしいと思いました。
ですがその考え方が、これから世界的に主流になっていくというか
デジタル化が加速することによって、世界はだんだん
人の善さを引き出し、コツコツ頑張ったことが認められる社会になると書かれていました。
これもその通りだと思います。
デジタルの世界は 0 か 1 しかないので、
グレーなところで曖昧にしておくことができない分、良い方に誘導しないと
あっという間に悪に染まってしまうので「これは OK」「あれはダメ」の
境界線がきちんと引かれるようになるだろうと思っていました。
だから最近は「不倫はダメ」ってうるさいし
「差別は良くない」が物事の大前提ですよね。
どちらかというと、クリーンな方に誘導されています。
私の希望としては、できるだけ規制が少ない社会でいてほしいです。
真面目に生きている方の人が、パスワードを数カ月おきに変え、
さらに 15 桁ものランダムな文字列をいくつも覚えなくてはいけない社会ではなく
人のアカウントを勝手に捏造して何かしようと企んでいる人の方を
即座に厳しく取り締まってくれる社会になってほしいです。
あと 前にも書きました が、病人にはもうちょっと優しい社会になっていいと思います。
ていうか、中国でできてるんだったら、日本でもできるでしょ。
早くやって。



アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2019/03/23
  • メディア: Kindle版



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海賊の経済学 [活字中毒のトモ]


海賊の経済学 ―見えざるフックの秘密

海賊の経済学 ―見えざるフックの秘密

  • 作者: ピーター・T・リーソン
  • 出版社/メーカー: エヌティティ出版
  • 発売日: 2011/03/22
  • メディア: 単行本


ジョージ・メイソン大学の経済学部で教鞭をとられている、
ピーター・リーソン教授の著書。
教授とはいっても、この方ちょっと変わっていて、
右腕に需要供給曲線の刺青を入れているそうです。
なんでそんなもの、一生残るよう刻んじゃったかね。
さらに原書は 2009 年出版なのですが、その当時付き合っていた彼女に
本書でプロポーズをしています。
表紙をめくると扉の部分に
「アニア、愛してる。結婚してくれますか?」と書いてあります。
不特定多数の人が読む本でプロポーズ?
別れちゃったらどうするんでしょうか
(幸いなことに、プロポーズは見事に成功し、
2 人は 10 年たった今でも仲睦まじく暮らしているようです。大きなお世話でした)
上記 2 つのエピソードだけ見ると、彼は物事に深くのめりこむ人のようです。
そして長いこと、同じことに興味をもって、飽きることがない人。

そしてリーソン教授、なんと経済学と同じくらい、海賊も好きなんだそうです。
どんな趣味?
そんな彼が出した本がこの「海賊の経済学」です。
本書によると、17 世紀に海賊が大活躍したのは
経済学上発展する要素がたくさんあったからだそうです。

17 世紀という時代にもかかわらず、
差別することなく黒人を船員として雇ったり、
船長は「民主的に」多数決で選ばれたり、
ドクロや血染めの旗を船に掲げるのは、
「敵の船がその旗を見たら、戦闘意欲をなくして降参してくれた方が
お互いにとって損失が少ないから」とか
なんとも民主主義的で合理的な理由で、
海賊という集団は、その当時としてはかなり発展的だったとのことです。
しかもそれは、彼らが利己性や強欲さを抑えた結果という訳ではなく
むしろ利己性や強欲さを追求した結果、そうなったというのです。

もっとも「訳者あとがき」を読んでみると
本書の書かれっぷりは、一部の経済学的な議論をあまりに単純化していることから
そのまま鵜呑みにするのは危険だと書いてありました。
訳者、言ってることまともです。
本文は日本語が割と難しくて、読み終えるのに結構時間がかかりましたが
「訳者あとがき」はすらすら読めました。
やはりご自分の言葉を操っていらっしゃるからですかね。
翻訳って今でもやはり難しいのだという現実を垣間見た気がしました。



海賊の経済学 ―見えざるフックの秘密

海賊の経済学 ―見えざるフックの秘密

  • 作者: ピーター・T・リーソン
  • 出版社/メーカー: エヌティティ出版
  • 発売日: 2011/03/22
  • メディア: 単行本



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シンクロちゃん――一瞬で人生を変える「10秒スイッチ」の法則 [活字中毒のトモ]


シンクロちゃん――一瞬で人生を変える「10秒スイッチ」の法則

シンクロちゃん――一瞬で人生を変える「10秒スイッチ」の法則

  • 作者: 佐藤由美子
  • 出版社/メーカー: フォレスト出版
  • 発売日: 2019/05/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


メルマガ「ロシア政治経済ジャーナル」の号外で、
この本の著者である佐藤さんの無料動画が紹介されていたのですが
無料動画を見るためにメールアドレスなどの個人情報を提供しないといけないのが面倒で
書籍を購入して読んでみることにしました。
著者は、4,000 人の人生を変えた行動変革コンサルタント、佐藤 由美子さん。
彼女の Web サイトで プロフィール を読むと
佐藤さんは 35 歳のとき、法律家になるという目標を見失い、
無職、無収入、貯金数万円、人脈なしの状態からブログを書き始めました。
そのブログに「7日間かけて書いたある言葉」がきっかけで、
仕事・収入・人間関係などあらゆる面で思いもよらない体験をするようになったそうです。

胡散臭いですよね。
ええ、分かっています。こういう本を読みたくなるということは
私は今、とても疲れています。

本書の主な登場人物は、佐藤さんご本人のキャラクター「サトユミ先生」と
架空のシンクロ星の大王の娘であるシンクロちゃん。
半年前まで星の人々は全く笑わず、
飴をなめることで辛いことを紛らわせて生きていました。
シンクロ大王は、娘のシンクロちゃんに、
「地球に行って、地球人同様の暮らしをしながら
シンクロニシティを起こす 10 秒スイッチをマスターするように」と言われました。
ですが好きでもない仕事に就いて働く毎日は思った以上につらく
シンクロちゃんは早くもめげそうになっています。
こんな状態で大丈夫か?シンクロちゃん。

サトユミ先生のシンクロちゃんへのレッスンは、全部で 10 回。
1. いまの自分の気持ちに気づく
2. 自分に自信が持てないとき
3. 行動できなくて責めてしまったとき
4. なかなか直らないクセで責めてしまうとき
5. 失敗した自分をダメだと思うとき
6. 悩んでグルグルしてしまうとき
7. 本当はどうしたいの?
8. 未来がうまくいくと信じられないとき
9. 相手に不満があるとき
10. 一人で頑張ろうとしてしまうとき

とにかく、自分を目いっぱい甘やかす癖をつける本だという感想です。
二度寝しても、三度寝しても「OK。起きれた私、偉い」と思うのは
なかなか難しい。
ただ、そうすることで、建前ではなく本音に近づけるというのは、分かります。

「潜在意識には主語がない」という話も面白かったです。
人を褒めるのは自分を褒めているのと同じなのですね。
だから、褒めるのって難しいのかも。

いつもいつもポジティブでいなくてはいけない、というわけでもない
というところも、人に優しい響きです。
嫌なことはその場で嫌だと言わないと、自分の本音になかなか近づけない。

半分はコミックなので、あっという間に読めます。
ちょっと自分を甘やかして、気が楽になりました。




シンクロちゃん――一瞬で人生を変える「10秒スイッチ」の法則

シンクロちゃん――一瞬で人生を変える「10秒スイッチ」の法則

  • 作者: 佐藤由美子
  • 出版社/メーカー: フォレスト出版
  • 発売日: 2019/05/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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毎月5000円で自動的にお金が増える方法 [活字中毒のトモ]


毎月5000円で自動的にお金が増える方法

毎月5000円で自動的にお金が増える方法

  • 出版社/メーカー: かんき出版
  • 発売日: 2018/07/23
  • メディア: Kindle版


個人資産 10 億円の元外資系ディーラー、ミアン・サミさんの著書。
ミアン・サミさんは、言います。
「お金の本質」を知り、「お金についての正しい判断基準」を持つことさえできれば、
実はお金を増やすことはとても簡単だと。
何やらすごい方のようですね。
そんなミアンさんが、上手なお金との付き合い方を教えてくれる本です。
6 つのステップが具体的に提示されています。

本書を読み始めると、最初の章で
「自分がお金に対してプアマインドだと認める」ステップをふみます。
「お金のために働いていますか?」や「1 万円と 1 時間、どちらが大切ですか?」等
7 つの質問に答えていくのですが、
答えた結果、私は見事に「プアマインド」の持ち主でした。
今もう 1 回答えてみましたが、やっぱりダメ。
ほとんどの質問に、プアマインドのまま答えています。ダメじゃん。

次に、金融システムの正体を解明するステップです。
本当は、お金自体に価値はなく、
多くの人々は「お金の奴隷システム」に囚われているだけだそうです。
言っていることは良く分かりました。では私はどうしたら、
その「奴隷システム」から自由になれるんでしょうか?
ということを考え始めると、第 3 ステップ「あなたのお金の流れを知る」
がやってきます。
ここでもう 1 度「プアマインドなお金の流れ」と「リッチマインドなお金の流れ」
の違いを理解し、投資に対して前向きな気持ちになります。

第 4 ステップはちょっと変わっていて、潜在意識のお話です。
自分の行動の 95% は潜在意識が決定していて、
考える前に行動しているので、その潜在意識に埋め込まれている「脳内テープ」を
お金に対してポジティブなイメージを持つものに書き換えましょう、
と書いてあります。
第 5 ステップはその具体的な方法が書かれています。

第 6 ステップで、いよいよ具体的な投資法が伝授されます。
ですが奇抜なものでは全然なくて、
まずは支出を減らして、資金を確保するところから始まります。
きわめてまっとうなことが書かれています。

読了して、この方、本当にお金のプロなのだと思いました。
何も奇抜なことは言っていないし、お金の扱い方が神のようです。
というわけで、本書で勧められた確定拠出年金 iDeCo(イデコ)を
始めてみようと思って、証券会社から資料を取り寄せたのですが
・・・なんか事業主の署名及び押印が必要とか書いてあります。
面倒だ・・・どうしようかな。
ここまで書いて、会社で調べたところ、残念なことに
私の会社の確定拠出年金は、iDeCo との併用ができないことが分かりました。
仕方ありません。会社の確定拠出年金で、商品を選びなおしてみます。



毎月5000円で自動的にお金が増える方法

毎月5000円で自動的にお金が増える方法

  • 出版社/メーカー: かんき出版
  • 発売日: 2018/07/23
  • メディア: Kindle版



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